ウクレレ中級者になる最短コースはたった2冊の教則本でOKだよ論
- 2016/8/24
- 書籍レビュー
ウクレレ独学から約1年半。このたび「定番曲を弾きながらウクレレがグングンうまくなる本」を読了しました。一部、ハーモニクスのコツや、トレモロ奏法のストローク版(トレモロストローク)など、未発表の部分はあるにせよ、大枠では読了と言えるステータスになっていると思います。
感想としては取り組んでいる時に持っていた「中級者以上でもレベルアップに寄与する高度な教則本だな」という評価は読了した今でも変わっていません。書籍の厚みだけではなく、完成度(中身)もしっかりしており、同著は私の実力も文字通り演奏に取り組む中でアップさせてくれた良著だと思います。
▼レビュー記事はコチラ(中級者に最適な教則本)
「定番曲を弾きながらウクレレがグングンうまくなる本」
ウクレレ独学1年目の時点では私が「読了」と表現できるほど使い込んだ1冊は「ソロウクレレを誰でも弾けるようになる本」だけでしたが、この2冊目が読了リストに加わることで、初級~中級のソロ譜は大体こなせるようになったと思います。奇しくも両書籍とも著者が佐藤将也氏というのは、ひいき目というよりも(僭越ながら)「やっぱり佐藤氏は教本を作るのが上手い方だな」と評価しています。ソロウクレレを志して「誰でも弾けるように~」に取り組み「これは素晴らしい!」と思った人は「定番曲を~」も間違いなく違和感なく取り組んでいける事でしょう。基本的には同じような流れになっていますから。
▼レビュー記事はコチラ(ソロウクレレを学ぶ最初の一冊に最適です)
「ソロウクレレを誰でも弾けるようになる本」
この2冊を持って、まだ不足があるとしたら、ジャカソロ関連を深堀りしたい場合でしょうか。「名人カマテツのウクレレ一本勝負 究極のウクレレソロ ジャカソロ」などでバトキン奏法を加えるのはアリかな~?と思います。ただ、私がジャカソロを志したときは「定番曲を弾きながらウクレレがグングンうまくなる本」が世の中に存在しなかったので、現在ならば、佐藤将也氏の教本2冊だけで「ウクレレ中級者」までの道は開けてしまったのかもしれません。
・・・なんとも羨ましい限りです(笑)
教則本を読了すると、確実に実力がついた状態が出来上がっています。それがウクレレ教則本の破壊力です。タブ譜との違いはココにあります(その辺りの詳細な理由は「ウクレレ上達に有効なのは「タブ譜」ではなく「教則本」である理由」の記事でご覧いただけます)。
兎にも角にも、いろいろ教本やタブ譜本に触れてきましたが、読了してみて現時点で「ウクレレ初心者が中級者になるために必要な教則本は、この2冊でおおむね問題ないです」と言う評価になりましたので、改めてオススメしておきます。
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