【ウクレレ本 評価】No.027 ウクレレ・マガジン Vol.15(CD付) (ACOUSTIC GUITAR MAGAZINE Presents)
- 2016/7/1
- 書籍レビュー

【タイトル】 ウクレレ・マガジン Vol.15(CD付) (ACOUSTIC GUITAR MAGAZINE Presents) |
[おすすめ度] 2.5/3 ★★☆ ・内容(質):3/3 ・内容(量):2/3 ・譜面:2/3 ・選曲:3/3 ・付属CD:あり |
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【著 者】 【出版社】 リットーミュージック・ムック |
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【ジャンル】ウクレレ雑誌 【推奨レベル】初心者〜 |
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発行:2016年6月 | 定価:1,500円(税別) |
ウクレレ関連書籍を80冊以上所有し、ウクレレ独学500日目を目前にしている今でも、毎月ウクレレの書籍をネットで調べては1~2冊ほど購入をしています。入門書は流石に買いませんが、出来の良さを本屋で立ち読みしては自分なりの感想を持つようにしています。それが何を生み出すかって何も生み出していませんが(笑)、もう趣味です。「知らないウクレレ書籍があるのがこそばゆい」みたいになっているわけですね。さて、という事で今回はウクレレ・マガジンVol.15の書評です。
▼評価
今回は目的を持って購入。THE INSTRUMENTSにあるトクマルシューゴのウクレレ・バイヤーズ・ガイド2016を見ようと決めていました。見たかったのは「KAMAKA」の100周年アニバーサリーモデルの特集。私がこのモデルを知ったのは今年の2月下旬のころ。その時点ですでに入手のための手配を行なっておりまして、現在も模索しております。現在もすこーしずつですが国内に入っていますね。
※100周年は今年限定のオリジナル仕様です(製造年度に注意!ロゴが明確に違いますよ!)
ウクレレの王様! kamaka 100周年記念モデルの検索結果<<楽天市場>>
kamakaは「キング・オブ・ウクレレ」と呼ばれるほどで「ハワイ現地の人はウクレレの事を、ウクレレではなくカマカと呼ぶ」なんて話があるくらいです。実は私は毎月コツコツ貯金箱に1万円を溜め込みながら「いつかはカマカ~」と思っていたのですが、100周年の話が出てきて、急遽妻に直談判してなんとかOKを貰い手を尽くしている最中です。と言う事で事前調査もあって、この本を読んだのですが、今回の特集でまた色々勉強になりました。という事で「中位モデル以上のウクレレをお探しの方」は今回の特集、お勧めします。ボリュームも特集だけで20〜30ページありますし、Kamaka、KOALOHAと言った有名ブランドは勿論、結構、知らないブランドについても「あ~、そういう成り立ちなのか」みたいな事がわかって勉強になりましたし、ちょっと興味も持ってしまいました(笑)
▼まとめ
今回の号は巻頭インタビューを除いてほぼ書籍の半分がウクレレの紹介に費やされています。低価格帯~中上位モデルまで幅広く、関東関西を中心に店舗紹介も充実。どちらかと言うと「ウクレレを探している人」にはピッタリなんじゃないかなと。後半の譜面はソロ譜ではなく、2人、3人といったようなアンサンブルに特化しているみたいですね。サンプルCD音源も同様です。ウクレレ入門者にはとっつき難いかもしれませんが試みは面白いと思います。
と言う事で、2本目のウクレレが欲しい人、高級なウクレレを狙っている人、などを中心に初級者以上に(特にウクレレ選びに)ピッタリなので、そういうニーズがある人は手に取ってみると良いかもしれません。ウクレレ初心者・入門者の方が、今回のこの本で何かを学ぶ!というのは難しいので、あくまでも「そういう雑誌」と捉えられた方が良いと思います。
▼今回紹介した書籍
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