ウクレレ入門から1年半で思うこと。この趣味は家族に笑顔をもたらす
- 2016/6/30
- 検討中の人へ
楽器未経験者による独学でのウクレレ入門から1年半が経過しました。
ウクレレ初心者だった私が、演奏ができるようになったいま「楽器演奏と言う趣味はとてつもない」と日々感じています。
趣味ランキングなどの定番では良く「映画鑑賞」「美術鑑賞」「音楽鑑賞」などが出てきますが、これらはすべて「受け手」の立場の趣味です。つまり、これらの趣味には逆側に「発信する側」がいるわけでして、そちらもまた(時として)趣味になっています。たとえば、絵画、陶芸、ハンドクラフト、映像撮影などが該当します(もちろん、プロ作のものも多分にありますが)。
その中にあって「楽器演奏」(特にウクレレ)は最もアウトプットが手軽な部類の気がしています。なにせ楽器以外の素材が不要で、楽器を「奏でれば」成立がしますから。考えてみれば「音楽」だけを切り取りってみても、通勤・通学時に音楽を聴いている人は山のようにいますし、食事をしたり公園などでくつろぎながら「生演奏」を聴く行為は、これ以上の無い贅沢な訳です。
「音楽」は本当に人々にとって身近な存在なことがわかります。
そこで、改めて「楽器演奏は誰のための趣味か」と考えてみると「演奏している人」はもちろん楽しんでいますが「聴き手」もこれは、楽しいのだなと気が付きました。親しい人から楽曲のリクエストがあって、それに合わせて演奏をすると、聴き手は喜びます。
冷静に考えたらとんでもない好循環です。
ある程度でも実力がついてくると、家族の前で楽曲を披露出来るというのは、ちょっと他では成立しにくいアドバンテージなのだなと、最近、娘に「ああでも無い、こうでも無い」と楽曲をせがまれながら、ひしひしと感じるようになりました。
たとえば、ウクレレはそのサイズからベッドルームに持ち込んで子守唄を弾いてみたり、リビングで食後に一緒に遊んだりできます。そんな「音楽のある生活」がリアルに実現する昨今、最近では娘もウクレレを手にしてポロポロと奏でるようになってきました。妻は、たとえば洗濯物をたたみながら鼻歌で私の楽曲をリフレインします。そんな光景が、また私にも笑顔を生み出します。循環しているんですね。
この趣味は、本当に凄い。心からおすすめします。こんなに周囲に良い影響を与える趣味があったのかと、ただただ驚いています。私や娘や妻は、これからどうなって行くんでしょうか。先が見えない楽しみです。「音楽のある家庭」が今後何を生み出していくのか、しっかり見届け、これからも記録を残して行きたいと思います。
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