ウクレレレッスン.009 ジャカソロでメロディが消えないための手法と練習法

受講日:2016/06/25

先日のレッスンでは、いよいよ完成となったルパン三世のテーマ’78と、ジャカソロの成果として「不思議なじゅもん」を先生にお披露目した訳ですが、ジャカソロの成果がある程度でているものの、やはりプロの耳からの指摘で厳しいなあと思ったのは「和音の中のメロディ」のお話です。

ジャカソロとはコードの中にメロディがある譜面を演奏する訳でして、当然の事ながら4つの弦を鳴らしますよね。だけど、一般的にはこの4つの弦から出ている音のうちいわゆる「メロディライン」は1つの弦からしか鳴っていない訳です。

先生曰く、理想の考え方として「やっぱりジャカソロであってもメロディが引き立つことが大事」と言うご指導を頂いておりまして、でも「4つの弦をストロークするのに、結果的にどうやってメロディだけ立たせるのだ」という事の回答を述べますと、まず「どの弦がメロディ」なのか?を正しく把握する事です。

ジャカソロって全体のジャカジャカで覚えてしまうので、その4つの弦の中の「どの弦が」メロディかを把握することで、本来強調すべき音が「どの弦か」が分かるんですね。一般的に有効な方法は過去のレッスンで習った「ウクレレレッスン.003 ウクレレをゆっくり演奏する」にも記載されていますが、ゆっくりと運指を確認し、 加えて、1本1本の弦を確かめることで、正しいメロディを追いかけることができます。

「音を確かめるためにゆっくり弾く」と言う行程が終わった後は、いよいよメロディを立たせるストロークが重要になってきますが、(調べてみると分かりますが)ジャカソロ(人差し指ストロークの場面)ならば基本的にメロディはそのほとんが1弦、ないしは4弦に集約されていたのではないでしょうか?この場合、1にせよ4にせよ、ストロークを「最低限その弦だけにでも当てる」ように斜めに入れることで、メロディを立たせる事ができます(結果、逆側にある弦の音が殺されたとしてもです)(仮に2弦や3弦だった場合でも同様の処理で解決はできると思います)。

つまり、ジャカソロで「メロディが行方不明になる原因」はメロディラインが飛ぶからなので、少し大げさであっても、メロディをしっかりストロークするという事が「聴かせる演奏」に寄与してくる訳ですね。そういう細かい調整を演奏の中で行う事で、よりメロディが引き立つジャカソロが演奏できるとの事でした。練習を深化させたいと思います。

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