楽器未経験の親(私)が自分の子供を音楽好きにした方法

親ならば誰でも自分の子供には「芸の一つでも〜」と思うものです。それが運動寄りの方も教養寄りの方も、学問寄りの方もいらっしゃるでしょうが、総じて「その方が子供のためになるから」と思っての事でしょう。

ただ、これも度が過ぎるとかえって悪影響になりまして、そのあたりは「私が3歳の子供に楽器(ウクレレ)に興味を持ってもらった方法」にまとめてありますが、残念ながら子供と言うのは自分のコピーでは無いので「なりたかった自分を背負わせる」のは少し違うかなと個人的には思うわけです。少なくとも(単純に考えて)半分は他人(伴侶)の人格が入っているワケでして、自分を投影すると言うのも、おおよそ無理な話です。

ですので、私自身が1歳の娘に対してまず行ったことは「観察」でした。

私がウクレレパパになった要因のひとつは娘です。なんとなく、音楽に合わせ周りの子供よりもキャイキャイしているのを見て「この子は(弾くのか、踊るのか、歌うのか分からないけど)音楽が好きそうだ」と思ったのがスタートラインです。

ただ、ここで単純に音楽の玩具を買い与えると子供は「飽き」ます。いや本当に、人間って思い通りにいきません(笑)。まあ、仮にギターの玩具とかを渡しても「弾けないと意味がない」訳でして、だから親である私が弾いてやるほかありません。

「まず、やってみせる」と言う事です。

しかし、そこに英才教育をしようと言う心づもりはありませんでした。

ただ、個人的には「まあ、いずれ興味を勝手に示すだろう」と思っていました。論拠はそんなに無いのですが「自分に一番近い存在の親が音楽を楽しんでいる」と言う事実(日常)は何物にも代えがたいものです。「親が楽しそうにやっていた」ら、子供は普通は(1度は)勝手についてくるでしょう。それは幼少期であるほど強く影響を与えるはずです。なぜなら、純真無垢な幼児からすれば「パパが世界で一番楽器が上手い」と見えるからです。

とまあ、そんな生活を1年半もやっていれば、相当音楽が卑近にある子供になります。NHK教育の音楽番組「ムジカ・ピッコリーノ」をディズニーアニメより優先して食い入るように見ている様子を見つつ「おおむねいい方向だな」と思っておりました。

で、くだんの某音楽教室でリズムを合わせに行く様子を再度確認し「とりあえず良かった」と思います。

結局、つきつめると「子供のため」という親心も誤解を恐れず書くと、はたから見れば「親のエゴ」なんだと思います。もちろん、私もご多聞に漏れずです。

子供はそれを本能的に見透かすので、素直に自分が楽しんで背中を見せるほかありません。遠いようで、それが最も近道なのだと思います。

ちなみに、大人になってからであっても、楽器を演奏する事は「人生を豊かにするなあ」といまでも心から思っています。「子供と一緒に学ぶ」くらいの姿勢が案外一番いいのかもしれないなあと、最近思う事しきりです。

今日は、私の体験談からのお話でした。

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