私が3歳の子供に楽器(ウクレレ)に興味を持ってもらった方法

本件については現在も絶賛実験中と言いますか、私の娘を見ていて「はてさてどうなる事やら」と思い日々を過ごしておりますが、現時点では概ね方向性が間違っていない気がするので全国の親諸氏に中間報告です。

一生懸命演奏する娘の図

実は、私には尊敬すべき父がおります。言葉通り尊敬しております。ただ、この父がとにかく子煩悩でして、こと趣味に関する育児だけは息子的にちょっとNGです(笑)ご自身が若かりし頃にやっていたアメフト、エレキギターなどを私にやらせたくて仕方無かったのだろうと、当時の記憶が思い返されます。また、昭和の父親にありがちな「息子をプロ野球選手に」的な思考もあった模様でして、野球の指導も大変熱心でございました。

でまあ、ありがちなのですが色々道具を与えられて「それやれ!やれやれ!」と休日のたびにけしかけられるのですが、本人(私)にやる気の欠片も無いものですから、どれもさして続かず、エレキギターに至ってはコードをひとつも演奏する事なく、そのまま父親の玩具に成り果てる始末でした(苦笑)

私は自分がそうだったから良く分かるのですが、親の「良いから、やってみろ」のプレッシャーほど「やりたくなくなる」ものは無いなあと思います(笑)まさに「今勉強しようと思ってたのに、言われたからやる気なくなった」の世界です(笑)

父は今になって私がウクレレを弾きこなしているのを見て「お前が楽器をやるとは、、、」と感慨深げでしたが、「子供は基本的に親の強要には反発するように出来ているに違いない」と実体験を経て思う訳です(笑)

一方、私が娘に接するときは、これらの経験を生かし、道具だけ置いておきますが強要はしません。私が勝手にウクレレを取り出して一生懸命練習をしたり、楽しんで演奏をしている訳です。娘は気分が乗れば勝手に自分も持ってきて演奏しますし、興味がなければ「パパ、うるさい」くらいの感じで自然に振る舞います。

ただ、私は娘が確実に楽器に興味を持っていることはキャッチアップしています。時に、楽しそうにウクレレの弦を軽く指で(デタラメに)弾きながら「いまのねぇ、ありのぉ、ままのぉ~なの(アナ雪のことらしい)」とニコニコ説明してくれる姿は、3歳児ながらに音楽を楽しんでいることだけは間違いないでしょう。

彼女は何を見ているのでしょうか? 多分、「親(私)が楽しそうに演奏する姿」なんじゃないかと思います。親が楽しんでいるから、自然に「きっと楽しいに違いない」とその輪に加わって来るのです。つまり「子供にやらせたい」の最高の近道は「親自身(自分)がやってみせる」ことでは無いでしょうか(親が「いやいや私は良いのだ」と思っている事は子供からは見透かされているはずです)。

かの、山本五十六も「やってみせ。言って聞かせて、させてみせ。褒めてやらねば、人は動かじ」と述べていますが、私はこの言葉が大好きです。焦らず、強要せず、「好き」の延長に音楽があれば良し、なくてもそういう家庭であれば、それで良し。そのくらいのおおらかな気持ちが、子供に楽器を好きになる近道な気がしています。

という訳で、本件については経過観察を続けたいと思います(笑)

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