ウクレレを最短で上達するために必要な練習は? 質問への回答

今回は「具体的にどんな練習をすると早く上達できますか?」という質問を頂きました。

「最短で上達をしたい」と考えた時に「必要な練習を必要な分だけ行う」のが理想的な事は確かです。私も「上達する練習だけをしたい」と考えた時期がありました。

しかし、今となっては実は(初心者の頃の)この考え方は、まさに「下手の考え休むに似たり」だったなあと反省しています。「ためした事すら無いものの効率性」をいくら求めても、机上の空論でしか無いと痛感したためです。

結局、中級者になるまでは「とりあえず、必要そうな事はやってみる」くらいの意識の方が良いと思います。

言い換えると「走りながら考える」という事ですね。しかし「それだと、何をすべきかすら、わかりません!」と言う声が出てくる事も間違いありません。

では、一緒に考えてみましょう。

「何が、あなたにとって必要な練習」なのでしょうか?
それは、人によっての得手不得手に関係しますから、ひと口に断定する事は出来ませんよね。

だからこそ、それに気付くためにも、私はあなたが「最初に教則本に触れること」をオススメします。教則本に載っている事を80パーセント出来たら、もうあなたは中級者以上だからです。

教則本に触れた結果、スイスイ進む項目も伸び悩む項目もある事でしょう。しかし、どのような進捗であれ、教則本全体を通せば「課題曲が演奏できたらレベルアップもしている」と言う結果は変わりません。それが教則本の価値です。

もし、私が最初の質問への回答を強いて行うなら「あなたが信じて取り組める練習なら、上達が早くなると思います」と答えます。

効能もわからず取り組む練習ほど無意味なものはありません。
本気で取り組む事が出来ないからです。

中級者以上になれば、その練習から「得られる効果」を経験から何となく予測出来るようになります。したがって、そこに意識を向けて取り組む事が出来るのですが、ウクレレ初心者の頃は経験則が無いのでそれができません。だから、教本をなぞって経験を積むのです。テレビゲームで言うチュートリアルみたいなものです。

くれぐれも、上達を焦らないでください。練習はウソをつきません。正しい道を地道に積み重ねる事こそが、遠回りに見えて最善の最短ルートだという事をお伝え出来れば幸いです。

▼あわせて読みたい
【決定版】僕がウクレレ中級者になるまでに使った教則本10選(〜200日目)

 

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