ウクレレレッスン.010 最高の演奏録画をするための「覚悟」

プロからのアドバイス
アドバイスを受けた日:2016/07/13

先日、500日記念の録画をした後の食事の席で「友人だから言います」という事で、セッションをしたプロピアニストさんに超絶前向きにダメ出しをして貰いました。とは言え指摘された具体的なものは1つだったのですが、そのたったひとつが結構ズドンと私の中に刺さっておりまして、それは「録画ボタンは気軽に押してはいけない」と言う指摘です。

・・・いやあ、なんとこれまで気軽に録画ボタンを押してきたことか(笑)

彼はプロのピアニストの方なので、プロのレコーディングの実情を教えて貰ったのですが、2時間スタジオを押さえたら(彼の場合)録画(録音)なんか5回が限界との事で、まずは、その事に凄くビックリしました。

「スタジオに入ったら練習を軽くして、乗ってきたら1発合わせる。そうしたら休憩を入れて、インターバルを取る」と。

「そうしないと一般的には集中力が持たない」とおっしゃるのです。

ですから、私が今後、演奏を録画する時は「ダメな時はダメと諦めるくらいの覚悟を持って、回数を決める中で、息を止めるほどの集中力を持って臨んでほしい」とご指導をいただきました。私が「録画をする素地は、ある程度出来てきている」と認めてくださったうえでのご指導だと理解しています。

そのうえで、彼の言う「息を止めるほどの集中力」というのが、物凄い切れ味の表現だなあと思っておりまして(私のボキャブラリーにはなかった言葉です)、その一言に彼の1曲に取り組む「覚悟」を感じたわけです。

「それが出来たら、演奏(録画)は絶対もっと良いものが出せます」

と、真顔で断言されてしまった以上(笑)502日目の「いつか王子様が」からは録画に死ぬ気で取り組む事にしたのですが、確かにアウトプットを改めて聴いても、個人的には結構良い出来です。一方、録画完了後にドカンと疲れた(笑)のも事実で、もう、普通に弾こうとしても弾けなくてnana用の音が全然取れなくなっちゃったくらいです。

こういうのは、いきなりモノにできるような話でもないですし「練習の時はたくさん演奏するのは、それで良い」と言う話ももらっており、今回の指摘は「ここぞ!」と言う時にバチンと決めるための「高度な技術」だと理解しているのですが、それを1撃で決めるためには、当然、しっかりした暗譜、間違いのない運指、確固たる自信など、その楽曲の演奏の素地が必要なわけで、今後取り組むさまざまな楽曲を、より高い視点を持って練習できればなあと思った次第です。

良い刺激をもらいました。この場を借りて御礼。
ありがとうございました。

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