ウクレレレッスン.003 ウクレレをゆっくり演奏する
- 2016/1/5
- 上達のヒント

受講日:2015/12/27
元来、僕が「せっかち」な性分だという事もあって選曲は「テンポが早いものを優先」としていました。ゆっくり演奏するというのはミスが目立ちやすく、取り返しがつきにくく、誤魔化しが効きにくいからです。逆に表現すると、僕の演奏はそれほど「ミスが多く、正確性に欠けていた」という事にもなります。
この問題を解決するためには「ゆっくり弾く」というのが非常に重要になってきます。
これは指摘事項でもありましたし、実はかねてから僕自身が練習の中で取り入れていた事でもあります。演奏を発表するときは「速度」や「流れ」が重視されてしまうから、ついついスピードを求めてしまいがちですが、本質的には上達するには「ゆっくり弾く」しかありません。
中級者になると、曲そのものの「通し練習」よりも「自分の中でアイデアを一杯出してチャレンジ(研究)していく事」が重要(上達が結果的に早くなる)と教わりました。であるならば、その研究を積み上げるためにはストロークは「非常にシンプルなもの」にする必要があり、本質(音がキチンと出ているか)を確認していく丁寧な作業を行うことになります。したがって、バラード系の楽曲がおあつらえ向きという事になるでしょう(または、もともと速度のある楽曲をわざとシンプルに演奏するかのいずれか)。
305日目の「ルパン三世のテーマ」の演奏はかなりバラード調に落としていますが、このくらい(またはこれより遅い)楽曲は、確実に1つのミスが大きく目立つ事になります。その対価に「しっかり演奏」ができれば、まだまだ僕には「上手くなる余地」があるという事でもあります。
「早く弾ききってしまうこと」は「音ズレが分かりにくい」など、誤魔化しの温床でもあるので、まずはキッチリ分解することで、課題を明らかにしていきたいと考えています。
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