高級なウクレレの効果と、購入判断のしかたの話
- 2016/7/17
- 購入のヒント

ウクレレを練習している人の中で「もっと(早く)上手くなりたい」と思っていない人はいないと思います。もし、そこで思い切って高級なウクレレを投入すると、あなたの練習時間はこれまでよりも激増し、さらに上達が加速する可能性があるかもしれません。
今日はその事についてお話しします。
初心者の私が高級なウクレレ(godinのmultiuke)を手にして、生じた最大の変化は「そのウクレレを使った練習時間が激増した事」でした。そのウクレレの持つ音色(耳障り)の良さ、弾き心地の良さ、そういうモノが良い演奏をより良く、悪い演奏でもそれなりの音に変えてくれたことが、練習量を激増させた主因です。語るべきは、その音を演奏する人(つまり、自分)が出しているという事実です。
たとえば、あなたが、ある日いきなり「絶世の美声」になったら、カラオケに行きたくなりませんか? もしくは、コンテストに出たり、人前で歌ってみたくなりますよね? 高級なウクレレを持ち、音色に魅惑される感覚は、たぶん、この心理状態に限りなく近いと思います。
良い楽器を手にすると「その楽器の性能を最大限に生かしたい」という、ある種当然のポジティブな感情が生まれます。楽器の本来の力を最大限に生かすには「自分が上達する」ほかに手段がありません。
そして、その感情は練習量を増やし、結果(当然)上達が早くなり、その事に嬉しくなって、また練習時間が増えるのです。エンドレスです(笑)
気をつけたいのは「もし自分が絶世の美声になったら」というイメージがないと「コンテストに出たい」と思わないように「高級なウクレレの音色に魅了」されないと「練習量が(勝手に)増えない」んですね。
ニワトリ・たまご的な話なのですが、私も、もともと練習量が多かったわけじゃないんですよ。高級なウクレレを手にした結果「たまたま」練習量が増えて、ウクレレが大好きになったんです。
だから、高級なウクレレを買う事はリスクを伴う「自己投資」なんです。
※ここ大事。リスクは伴うんです。
「すごく格好良く演奏して、演奏が出来る自分」にどのくらいの価値を感じられるか、もっとストレートに恥ずかしげのない表現をすると「自分がウクレレを演奏できるようになる未来=自分自身を信じられるか?」が、高級ウクレレを「買うのか買わないのか」の判断の分かれ目です。
まあ、私はそこまで考えずに「この凄い音色のウクレレ欲しい」って欲望に正直だったんですけどね(笑)
でも、負の感情では「でもこんなにお金払って、倉庫で埃かぶったら最悪だ」とか「これで上達しなかったら宝の持ち腐れだ」という考えが脳裏をよぎった事も事実です。
だから結局、
「自分がウクレレを演奏できるようになる未来=自分自身を信じられるか?」
なのです。
もし、私があなたの背中を一押しするとしたら「自己投資は、お金の使い方として最も有意義だと思います」という一言です。モノにできた場合、この先、未来永劫あなたの人生の一部になってくれますから。私が音楽活動を楽しんでいるように、ですね。
ちなみに、もっと「ウクレレ愛」みたいなものが芽生えると、自分の高級なウクレレをほかの上級者に演奏されて良い音色が出てしまう事に嫉妬というか悔しい感情が生まれる事すらあります(いや、正直ベースで本当に(笑))。
「僕が一番上手にガン●ムに乗れるんだ!!」
じゃありませんが、まるで恋人のように「俺の愛機がぁぁ!」ってなるんですねえ。不思議なものです(笑)
かつて初心者の頃に「高いウクレレはなんだかスゴイ」という事で理屈で説明できずに、感動をそのままお伝えした記事がありました。その記事が「高いウクレレとは? 聴き比べてカイマナヒラ」です。言葉にできない意思をストレートに動画で表現しようとしています。(実力的にも)当時の精一杯だと思います(笑)
なので、今日の自分はこれを言葉に置き換えてみました。
高級ウクレレの魅力に是非、あなたも(自己責任で)ハマってみてください(笑)
※ちなみに私は現在Kamakaの100周年モデルを狙っております(閑話休題)。
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