ウクレレ入門モデル、知ってトクする差別化ポイント2点
- 2016/6/5
- 購入のヒント

入門者がウクレレを選ぶとき、基本的には適切な予算からやっぱり「気に入ったもの」を選ぶのが一番良いと思います。楽器店に行ってフィーリングに合う楽器を探す。これも、楽しみのひとつですよね。
もちろん、近隣にそういう環境が無いときや、とりあえずお試しでやろうと思う人は「入門セット」という手もあります。最初の1台であれば1万円前後のものであれば大きくは外れないと思います。
ところで、ウクレレを選ぶときに最終的に「うーん、どっちにしよう?」と同じくらいのレベル・サイズで悩んだ場合「あとは好み」と言う前に「ここは一応差別化ポイントですよ!」と言うポイントが2つありますので紹介しておきます。
差別化ポイントその1 ギアペグか否か
ペグと言うのはウクレレを調弦するための上部についているネジの部分です。ウクレレはチューニングを行う楽器なので、このペグを締めたり緩めたりする事で音程を調整するのですが、ペグがちゃんとしてないと「何度も調弦する」という事になりかねません。
そこで、ギアペグタイプのものを選ぶと、ギアが噛んでしっかり固定していますので「緩みにくい」と言う長所が生まれます。特に安価なタイプのウクレレの場合、調弦がずれやすかったりしますので、ギアペグタイプのものを選ぶと少し(調弦の回数が減るので)幸せになれます。
▼おもちゃのウクレレでもギアペグ搭載モデルがあります
差別化ポイントその2 フレットの数
フレットとはウクレレのネック(長い部分)に付いている横棒(バー)の事です。このバーの本数が増えると、より高い音が出せるようになります。12フレットが2オクターブに相当します。特にソロウクレレをこなす場合、このバーの差もあってソプラノタイプよりもコンサートタイプのものをおすすめしています。
フレットが多いという事はイコール音域が広いという事を意味します。したがって、ほぼ同じ内容で悩んだ時は「とりあえずフレットが多い方」にするのも少し幸せになれるポイントです(ちなみに私が大好きなルパン三世のテーマは15フレットまで使います)。
基本的にはウクレレ選びは「気に入ったもの」が一番なのですが、もし「とりあえず最低限の上に追加で何か重視するとしたら?」という質問があったら、私はこう答えているので記事にしたためておきます。皆さんが愛用の一本にお会いできることをお祈りしております。
▼フレットバーの本数を数えてみよう!
■スポンサードリンク