アレンジからウクレレ本を選ぶという考え方もおすすめだよ論

ウクレレをある程度演奏できるようになって来ると難易度は別として「弾き心地の良い」タブ譜に出会うことがあります。「あ〜なんかこの楽曲良いなあ」と思った時は、実は大抵「曲が良い」と言うよりも(それもありますが)「編者のアレンジが自分の波長と合っている」という事の方が多い気がします(筆者の経験上)。

基本的に波長の合う人のアレンジは、実は自分にとって「覚えやすい(暗譜しやすい)」かったり「運指が楽に思えたり」します。これはもう間違いなくて、スンナリ入ってくるので「なんかこの曲の難易度、難しいと書いてある割には自分にとっては難しくない」みたいな時は、完全に波長が合っているモードかなと思っています。

たとえば、私が師事している佐藤雅也氏のアレンジは「基本に忠実で難易度は抑え目だがアウトプットは美しい」と、個人的には(良質かつ)スタンダードな位置づけにしています。演奏のしやすさはピカイチですが「ガチで気合を入れて弾く!」と言うのが今のところ、教則本の最終章レベルにならないと出てこないので、その部分だけは「もっと色々出してほしいでござる」と個人レッスンの時に直談判していたりします(ぉぃ)

佐藤氏のアレンジが好きな場合、苦もなく手を伸ばしていけるのが、勝誠二氏のアレンジかなあと。氏のハードワークショップほど、とんがった事例は中々ありませんが、勝氏の出す本のアレンジもアウトプットが美しいという意味では一緒の印象です。難易度は佐藤氏より少し上がるイメージです。

同様の傾向を持っていて、もっと難易度を上げていくと、いちむらまさき氏、KYAS氏、大橋英比個氏、かねだたつこ氏あたりの名前が出始めます。個人的なイメージですが、難易度はさておき、たとえば大橋氏のアレンジはややキーが高めに設定されている気がします。

「人」という側面からウクレレの本を見ると、結構、楽曲の中心となるキーが人によって違ったり、バンプの入れ方やセーハの登場頻度など、アレンジに「クセ」があったりするので、そういう事を楽しめるようになると発売予定を見て「ああ、この人の本待ってました!!」みたいなモードに入ります。もう、この段階になるとガチでのめり込んでいるウクレレ変人かもしれません(笑)

まあ、そういう事もあって私は、最近はウクレレの書籍を買うときは「どんな曲が掲載されているのか?」では無くて「誰が編者なのか?」の方を重視する事にしています。逆を言うと、これまでに知らなかった人が出す本が最も情報がないので「じゃあ、とりあえず僕が買います」という事で、試し買いしている訳ですね。

編者と波長が合うと選曲に迷いにくくなりますし、上達も早くなると思うので、ぜひ、いろいろ試して自分にあった1人を見つけてみてください。タブ譜選びがとっても楽しくなりますよ! という訳で、今日は「アレンジから入るウクレレ本の選び方」のお話でした。

▼私の波長で選んだおすすめの書籍一覧はコチラ
あなたに最適なウクレレ教則本が見つかるリストを作ってみたよ(2016上半期)

 

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