「練習を苦もなく継続出来る」ための2本目のウクレレ選びのヒント

今日のお話は、身の回りの人の意見を聞いて改めて個人的に整理してみた事。

最近、自分の回りにウクレレを持つ人が増えてきて(それこそ4人とか5人とか)、主に自分の影響でこうなっている事に「俺はウクレレのセールスマンにでもなるべきなのでは?」とか錯覚しがちなのですが(笑)まあそれはさて置いてこんな相談を偶然ほぼ同じタイミングで貰いました。

Aさん 高いウクレレを買うべきか悩んでいる
Bさん いまのウクレレでは満足できない
Cさん すぐに新しいウクレレが欲しくなって買ってしまう

この3人、実力に個人差はあれど、僕から見ると「同じ根っこで悩んでいるなあ」とすごく思いまして、今回の記事になります。

僕が思うに性別も年齢も違うこの3人に共通している事が1点だけあります。それが「自分が心から満足の行くウクレレを持ってない」という事です。そして全員が「2本目(またはそれ以上)」で悩んでいる。

僭越ながら、僕の方で端的に悩みを整理をさせていただくと、
Aさんは、これから頑張りたいけど今の安いウクレレだと「やる気が出ない」
Bさんは、元々覚えもめでたい事もあって今のウクレレでは「物足りない」
Cさんは、キメの一本になるようなウクレレに出会えていない

結論、この3つの悩みは「良い愛器」(僕でいうGodin君)に会えばスグに解決する課題です。

つまり、答えとしては1つなんです。

Bさん曰く「今のヤツだとペグも甘いから演奏しているとチューニングがドンドンずれて面白くない」とか。要するにそれって品質の話ですから、Bさんは遅かれ早かれ良いものを買うことでしょう。ただ、僕はこのBさんの言葉の中にAさんとCさんの課題解決のヒントがある気がします。

ただでさえ「楽器の練習」が面倒なのにこのうえ「チューニングがずれる」とか、やる気を削ぐ要因にしかなっていない。だからそういうトラブルは早急に排除すべきです。加えて、Aさんの場合は「音が悪い」と言っている。だったら練習意欲を出すには良い音のものにするしかありません。Cさんはこの両方の症状にかち合っているから「他のウクレレを追い求める」事にご執心なわけです。

こういう事ってこの3人に限らず、結構いろいろな場所で起こっています。結局、誰しも、はじめの一本は「良く解らずに買う」からこうなるんでしょう。御多分に洩れず、僕もその一人でした(笑)

でも、ある程度弾きこんでくると自分なりに課題が見えてくるんですよね。成長しているって事ですよ。で、僕はその時の買い替えで、たまたま上手くいったから、そのあとが続いたんでしょう。ので、そのあたりの経験をふまえて「もし」僕が今ウクレレを選ぶとしたら優先順位は下記の通りだと言うことを記しておきます。

1、音色と安定感(チューニング)
2、弾きやすさ(左手を置く場所の幅を要確認)
3、ウクレレのサイズ
4、値段

同じウクレレでも「自分の好きな音」と「合わない音」っていうのはハッキリあって、まずは音色に惚れるかどうかで好みが分かれます。で、好きだったとして次はギアペグを装備しているなど、チューニングが安定していることが大前提。チューニングは価格に比例してバカなやつは減っていきます。

ここで、僕が楽器店で初めてGodin君に会った時のことがウクレレ日記の35日目にしっかり残されていますから(笑)そこからちょっと抜粋してみましょう。

ここから引用
実は先週の休みギターショップに行っていた。冷やかし半分でウクレレを見に行ったのだ。綺麗に並べられた何十本というウクレレを見ていると、前にWebでみたモデルがあったので勇気を出して試奏させて貰った。

こういう時少しでも弾けると店員と会話ができて安心。独学で楽器経験なしなんですと、苦笑いしながら弾いたら店員さんが「あれ、ギター弾いてたんですか?」とか結構驚いてたのがお世辞でも嬉しい。

で、そんな中。

あるモデル(Godin  Multiuke)を弾いて数秒後の感想

「やべえ、なんだこれ……

もともと悪いウクレレを買ったわけではないが。さすが10万円(というべきか?)弾いた時の感覚が全然違う。どうしよう欲しい。やばし。困った(笑)

うあーっ 試奏しなきゃよかったーー!!(笑)

ーーー引用ココまで。

まあ、実際問題、惚れる時なんて、こんなもんでしょう(笑)

「弾きやすさ」なんて弾いていれば慣れるのである程度は許容できます(とはいえ指の方が大きすぎるとかは治せません)。サイズはキメの問題ですから、ご自宅と相談。最後に、価格がバカ高くなければ前に進めばよろしいかと思います(価格の話は別記事に理由をまとめています)。購入は自己責任でお願いしますネ。

「音色を聴こうにも、私弾けないんですけど、、」

そんな時は店員さんに弾いてもらいましょう。それで万事解決です。

僕が思うに練習している間に「音に癒される」ってすごく大事で、とくに初期の頃の練習って自分で聞いていも満足のいかない展開にキーーー!!とかなるんですよ実際(笑)。でもね、そういう時に「良い音色」だとなんか、もうそれだけで癒されて「まあ良いか」って思い直せるんです。

これが練習を継続するにもすごく良いことで、正直、僕は何度Godin君の音色に助けられたか分かりません。実際過去の日記やその辺りの演奏時の感想でもそう書いています。だから「気に入った音色」をいちばん大事にしてほしい。歌手でも「この人の歌声が好き」とかありますよね? 多分それと同じなんでしょうね。

「じゃあ、いくらまで払えるの?」って話は別の投稿でしているのでココでは割愛しますが、ウクレレ選びの基本は「自分が好きになること」だと思います。皆様も私で言う練習35日目のような「練習を苦もなく継続出来る愛機」との面白い出会いをされることをお祈りしております。

▼2本目のウクレレ選びの参考になる書籍
【ウクレレ本 評価】No.027 ウクレレ・マガジン Vol.15(CD付) (ACOUSTIC GUITAR MAGAZINE Presents)

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