メトロノームを使ってのウクレレ練習は何を与えてくれるのか

僕なりに思うことなのですが、ある程度演奏できるよう(何曲かしっかり楽譜なしで演奏できるレベル)になったら、メトロームでの練習は必須だなと思うようになりました。独学で勉強する僕らはソロ譜をタブ譜で学ぶことが多いと思うのですが、これって簡単な代わりに弊害もあって、音符や小節に入っているような沢山の情報が欠落していることは確かのようです。

例えば、音符の種類に伴う音の長さ、小節に収まるためのテンポの感覚、タイやスラー(ともに音楽記号)と言った音を伸ばす表現などの情報が欠落したまま「CDの通りに弾く」というのは「耳コピ」の限界があって、本来はそれらは楽譜から読み取るったほうが色々楽だなあと音楽の「さわり」だけ勉強してみても昨今感じています。そう言った楽譜の情報の一つにBPM(1分間の拍数)というものがあるわけですね。

で、実際にメトロノームを演奏の練習に入れるってどういう事かと言いますと「ソロウクレレを~」の譜面には書いてあるんですけど、最初に「音符=いくつ」みたいな表現があると、この曲の想定する本来のリズムがそこに表現されていますよね。

メトロノームをその速さに合わせてセットすると「カチ・カチ・カチ・カチ」とテンポが生まれます。この状態、大縄跳びの縄が回っている状態と一緒です。つまり、ここに一定の時間の流れ(規則)が生まれます。川が流れる様なイメージでしょうか。

そうなると、「流れ」が出来ているので、後は課題曲をこのリズムにポンと入って行って演奏しに行くんですね。その川に船で乗り込むイメージでしょうか。それは、これまで独学で自分のタイミングで「えいやっ」で入っていたものとは明らかに違っていて、そういう風にリズムから楽曲に入ると、ノッてきたが故に駆け足になってリズムを崩すことも、運指でモタって遅れることも許されなくなる代わりに、非常に心地よいメトロノームと自分のセッションに興じることができる様になります。

人間というのは一定のリズムに心地よさを感じる生物の様でして、これが出来ると、演奏に安定感が出てくるんじゃないかと思います。何よりも演奏している自分が心地よい。セッションをするにあたってもこのあたりのリズム感は重要になるはずですし、何よりも演奏の安定感、安心感にもつながります。

たとえば、僕は349日目にBMP200でクレイジーGを弾いていますが、こういう実績は自信にもなりますし、この練習を続ける事でメトロノームが無い時の演奏でもテンポをキープする無意識的な感覚が芽生えて来ていると思っています。ですので「楽曲は一応弾けるんだけど、もう1段階上を」と考えた時に、ここは避けて通れないんじゃ無いかなあと、今の僕は考えています。

ちなみにメトロノームですが、僕はリアルとアプリの両方を使っています。アプリだけだとなぜか「無くてもいいか」とか思っちゃうんですけど、リアルをかませると「やっぱり必要だ。。」ってなる事があったので、リアルの方は自分のスイッチを入れるのに使っています。モノがあるのに使わないって変ですからね。

色々な楽曲を「暗譜、弾き込み、演奏」から「暗譜、弾き込み、テンポ、演奏」にする事で、より美しいアウトプットができればと考えています。頑張ってみます。

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