【ウクレレ本 評価】No.022 ソロ・ウクレレのしらべ

【タイトル】
ソロ・ウクレレのしらべ
[おすすめ度] 3/3
★★
・内容(質):3/3
・内容(量):3/3
・譜面:3/3
・選曲:3/3
・付属CD:あり
【著 者】 大橋 英比個
【出版社】 リットー・ミュージック
【ジャンル】Tab譜本(ソロ)
【推奨レベル】中級者〜
発行:2003年7月 定価:2,200円

※このTab譜本は「新装版」が出ましたので改めてレビューをしております(基本的にはほぼ同じ内容です)

▼評価
実はこの書籍は練習100日目くらいのタイミングで一度触れていて、その時の評価は決してよくなかった。「なんだか、ものすごく弾きにくいなあ」と思ったことをよく覚えている(なのでおすすめの書籍に入れていなかった)。そして、今、練習300日を終えた僕は逆に「この人の本しかない」と思うほど、このTab譜本を高く評価し直しており、結果、僕は著者の大橋英比個氏のTab譜本を(弾くか弾かないかはさておき)ほとんど買い尽くしてしまった。その理由は、難易度は高いがそれに見合った「素晴らしい譜面」を作る人だと思ったからに他ならない。

▼まとめ
ルパン三世のテーマを例にとって解説してみる。勝氏の譜面がフレットを大きく縦に使い、初心者でもある程度対応できるの譜面なのに対して、本書(大橋氏のアレンジ)のルパン三世のテーマの譜面は左手が「横によく動く」譜面で、しっかりしたセーハなどの基礎力が重要になる。また、右手でミュートを挟むなど、奏法においても中級者レベルの技術が求められる。したがって、初期の頃に大橋氏の本を選ぶと、その難易度に「よく分からないけど上手く弾けない」という状況に陥るのではないかと思われる(僕がまさに、そんな状況を味わった)。

本書は中級レベル以上の「初心者本が物足りないウクレレ奏者」に是非手に取ってもらいたい。ある程度実力がつくと良さがわかる、本当にすごくよく出来ている一冊。書籍の出版が古いものが多くて、全般的に入手困難なことが本当に残念だ。

▼この楽譜で演奏した曲目と日数
ルパン三世のテーマ(305日目)
チェンジ・ザ・ワールド(312日目)

▼今回紹介した書籍

ウクレレ初心者からの上達日記はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。プログラムで得た収益は当サイトの運営費、ウクレレ独学に関連する書籍購入代(レビュー用の再投資)などに使用いたします。



■スポンサードリンク

関連記事

▼当サイト内人気記事の紹介(1)
▼当サイト内人気記事の紹介(2)

その他の人気記事

ウクレレ初心者からの上達日記はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。プログラムで得た収益は当サイトの運営費、ウクレレ独学に関連する書籍購入代(レビュー用の再投資)などに使用いたします。
ページ上部へ戻る
Translate »
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.