ウクレレ独学にも活かせる「飽きないため」の音楽教室型カリキュラム
- 2016/11/17
- 初心者TIPS
以前「娘の音楽教室に通って納得「3割変化」とテンポのカリキュラム」の記事で紹介した「同じ取り組みの中に少しずつ違う要素を入れていく」と言う練習方法は、そのまま「独学でのウクレレ学習」に十分に生かす事ができると考えています。
たとえば、私も日々の練習の記録を日記に残していますが「練習のすべて」を記録に残している訳ではありません。「演奏予定がないけど余興的に合間に弾いている曲」はいくつか実際にあります。
私の練習内容は、ざっくり時間で分解すると以下のような感じになります。
60~100% その時の課題曲
10~20% 1~2回前に取り組んでいた楽曲の復習
10~20% ジャカソロなどを気分で演奏
と言う事で、よく考えると実は平均して練習の2~3割は「その時の課題じゃない事」に使っています。もちろん、全部100%を「新しい課題曲のみに使う」日もあります。ただ、やっぱり「他の曲も演奏したいのです」となるタイミングも存在しまして、そんな時は課題曲は最低限の進行しかしません。
ただ、そう言う取り組みがあるから「じゃあ、このジャカソロをアルペジオにしてみよう」などの遊び心が生まれて「ウクレレソロ勉強 621日目 コーヒー・ルンバ(アルペジオ&ジャカソロ)」のように「同じ楽曲を2パターンにして弾いてみる」みたいな取り組みが生まれたりします。
3割練習を入れ替える手法を図解すると下記のような感じとなります。
まっすぐに1つの事に取り組みながら、復習を入れて少しずつ変化をさせる。発表をした後にメインの部分を入れ替えながら、前にやっていた取り組みを繰り返す。とまあ、ザックリそんなイメージでしょうか。
取り組み自体は大したことでは無いのですが、そうやって色々と織りまぜることで「マンネリ感」を打開し「練習に飽きること」を予防します。一生懸命やりながら、息抜きをうまく入れる事も実は練習を続けるにあたっては重要だったりします。根を詰めすぎないようにしながら頑張って行くことが、遠回りに見えて案外そうじゃ無いって事ですね。
今日は「3割の時間の使い方」のお話でした。
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