ウクレレ独学で上達が加速する「練習日数という考え方」のお話

人と話すとき「ウクレレを何年くらいやっているの?」と言う会話は、良く聞かれる部類のものですが、そういう時はたいがい「何年くらい働いてるの?」と、同じ意味での使われ方をします。私にとっては、これは「大人になってから始めた趣味の習熟度」をはかる言葉としては、少し違和感があります。

なぜなら、それらの聞き方は本来「部活」なら放課後に「仕事」なら指定の時間に「毎日、何時間も取り組むもの(取り組んできたもの)」に対するものだからです。ですから、その場合はイコール年月(暦日)で会話しても、内容が成立しています。

しかし、大人になってから日々、時間のない中で合間をぬって行っている趣味を「何年やっていますか?」と聞かれてしまうと、練習をやっていない日数の方が多い人なんかは年月だけが先に出てしまい、たとえば「3年です」とか、返すほかないのですが、この時、自分と相手の想像しているアウトプット(たとえば3年)のイメージって相当な差があるはずなんですよね。

つまり「長くやっているから上手いはずだ」と言うのは「世の中の共通の誤解」なんです。

逆に「3年やっているけど、私は全然上手くならない」と思ってしまう原因もここにあって「だから、私は楽器が向いて無いんだ」と間違った結論を出してしまいがちです。

しかし、そう思われる前によく考えてみてください。

もし、あなたが「週一回のウクレレ教室に行っているだけ」なら、あなたの1ヶ月あたりの練習日数は「たったの4日間」なんです。

それが1年溜まっても52日。
3年でも156日でしかありません。

そう考えると、一般的には、たとえば今回の記念セッションとかですと、

「ウクレレパパは、1年半でセッションを楽しめるほどになった」と見えますが、

実際は

「ウクレレパパは、練習を500日重ねてセッションを楽しめるほどになった」

が正しい理解ですし、そう考えてみると合点が行くと思うんです。

その演奏の模様はコチラ
ウクレレソロ勉強 500日記念セッション その2「ルパン三世のテーマ’78

ですので、あなたも試しにカレンダーに15分以上練習した日に丸をつけるとかしてみるといいと思います。それを1ヶ月やってみて、それの12倍が、あなたのおおよその「年間の練習日数」です。

それを見ると「うわあ、全然だなあ」とか「よしよし、いい調子だ」とか、なんらかの感想を持つと思います。そして、その日数こそが、当サイトの日記の日数(練習日数)とイコールになるんですね。

練習日をベースにすると、面白いもので、とたんに「練習の内容(質)」を気にするようになります。「100日も練習して何も進んでないとかイヤだな」みたいな感じです。

基本的に、残酷なほど現実も見えますが(笑)「気づき」というメリットも沢山あるので、ぜひ練習日ベースで考えてみてください。それがウクレレの上達をまた、加速させる一因になると思います。

今日はウクレレ歴の考え方に関するお話でした。

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ウクレレの練習がキッチリ続けられる「予定」の立て方

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