左利きの人 ウクレレはどうする?
- 2015/2/15
- 初心者TIPS
実は筆者がウクレレを始めるときに相当悩んだことがある。
学生時代、ギターをはじめることを諦めた理由はコレでもある。
実は筆者は生来「左利き」なのである。
ギターなどの弦楽器は右利き用に作られているため、構えたときに左手がコードの動きになる。これがどうしても個人的にしっくりこなくて、逆に弦を張ったり、逆さまに持ったり、(そうすると覚えるコードも逆さまになったりで)我慢して右利き用で弾くなど様々な左利きの先人の様子を見ては「すげー面倒くさそう」と心から思った。で、余計にやる気がなくなっていた。
世の中右利き用に作りすぎである。
ただ、筆者は幸い? (親が気づかずに)右でハサミを教えてくれたものだから、箸は左。筆記は左(ただし習字は右)。ハサミは右。ボールを投げるのは右。と擬似両利きみたいになっている。正しくは、元来左利きの人間に(ハサミのような)力仕事を右で教わったものだから「細かいことは左。力を入れるのは右」みたいなおかしな状態になっただけで、やっぱり左手のほうが心地よいのは確かなのである。
そんなこんなだからいろいろ調べてみるのだが、そういう人間にとって右利きの人が言う「左利きでも右で覚えちゃえば一緒だ」みたいな軽率な発言は正直、「じゃあてめーが左で弾いてみろ」と何度思ったか覚えていない(笑) とにかく、ものすごい違和感があるのである。この感覚は右利きの人に「左で文字書けばいいじゃん。左で箸もって飯くってみてよ」というのと同じ。 「簡単に言うな!」と思うのが自然で、実際問題これが相当なハードルだった。
で、そうは言っても意を決してまあ失敗してもいいや的な感じで、
今回ウクレレを何もアレンジせず右利きのやつをフツーに購入して、弦も張り替えずに頑張ってみた。
結論を書こう。私は右利き用でいいです(笑)
結局左手がコードを覚えるので細かい動きが必要。それが左利きにとっては都合がいい。
「左利きでも右で覚えちゃえば一緒だ」は正しい。と私も思った。
世の左利き諸氏の背中を押せれば幸いである。
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