ウクレレ演奏技術の成長を実感できる「定点観測」練習法
- 2015/9/28
- 初心者TIPS

ルパン三世のテーマを練習しはじめた時に「定点観測」という事で「グッダグダで弾けない」54日目をサイト内限定でアップしていますが、ここから2週間かけて60日目にエフェクトを入れないで練習をし67日目に曲を成立させました(一応遊びで153日目にも一回入れていますが)。
実験的な試みでしたが、これは僕にとって非常に有益なものでした。
同じ曲を長い期間練習する時、その練習の渦中にいると「自分の上達が見えなくなる」事がよくあります(モチベーションを落とす原因にもなります)。そういう時は、とにかく録音でもなんでも良いので「出来ない記録」を残す事をお勧めします。
その後、練習を重ねて一週間後に同じように録音をして聴き比べてみると思ったよりも「出来るようになっていたりする」ものです。そういう比較は自分の成長をダイレクトに感じる事ができますし、モチベーションのアップにもつながります。
これは時に「演奏できるようになった曲」でも有効な手段となります。
ウクレレの演奏で「FASTER!!」という掛け声を入れるタイプのものをご存知でしょうか。動画やCDを探せばすぐに出てきます。「クレイジーG」なんかは良くあるのですが演奏をしたあとに観客が「FASTER!!」と叫ぶと、奏者が「OKOK」という感じでテンポアップする掛け合い演奏みたいなものです。最後の方は「何だその指の動き」みたいな速度になっていくのですが、210日目に披露した「ジャカソロのクレイジーG」だとそれが出来るようになります。
たとえば、クレイジーGの210日目と212日目を比較すると、212日目の方が少しテンポアップがされている事がパッと聴いても分かります。進捗が見えやすい。これは「弾いていても」同じ事が言えて「もっと高速なのです!!」と案外「やる事の方向性」がはっきりしています。
たとえば私なら、今後はこの「ジャカソロのクレイジーG」みたいなものを定期的に抑えていく事で、自分の実力値が見えてくるんじゃないかと思います。「速さ」も大事ですが、当然「正確性」も伴う必要があるわけですからね。
※【追記】この進化は更に進み347日目に高速クレイジーGを演奏しております。
「定点観測」には様々なやり方がありますが、どちらの使い方でも「自分の成長が客観視できる」というメリットに変わりはないので、ぜひモチベーションアップのためにもやってみることをオススメします。
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