ウクレレ練習には「期限」を決めて取り組もう!
- 2016/10/10
- 初心者TIPS
ウクレレの練習に期限を設けましょう!と言うと「期限なんて無い方がじっくり取り組めて良いんじゃないの?」みたいな意見が出てくると思いますが、個人的には「期限」は切ったほうが良いと思っています。今日はウクレレ上達のための考え方のお話。
どんな局面であれウクレレで「上達するための練習を重ねる」という事は「出来ないことを出来るようにする」という行程の繰り返しです。それを1年という間隔で見ると「すごい成長している」風に見えますが、当サイトのように「1日」まで切り出してみると「毎日少しずつ取り組んでいるだけ」という事が見えてきます。
毎日コツコツと「ウクレレの練習を続ける」前提がある場合、1週間なら1週間と決めて取り組んで、ある程度形になったら次のステップに進む方が効率が良い事が(経験上)多いなと最近思います。その理由は有形のものに例えると分かりやすいと思います。
たとえば粘土遊びで「人の像」を作るとしましょう。
その時、製作者に「ミロのヴィーナス」のイメージがあったとします。
「土の塊」を「人の形のようなもの」にして頭と体と~と作っていくのは、さほど時間が掛かりません。しかし、そこから「顔は~」とか「服のシワが~」とかやり始めるとキリがないですよね。結局どこかで「よし、とりあえずコレでOK!」としないと終わりませんし、どれだけこねくり回しても「ミロのヴィーナスの完コピ」が出来るというのは相当の努力が必要でしょう。
つまり、0パーセントの進捗を60~70%に持って行くことは1週間で出来ますが、80%を100%に近づけるためには、前者よりも途方も無い時間が必要となります。
我々は基本的に書籍から学ぶ時は「プロの奏者」によるサンプル音源を頼りに楽譜を覚えていきます。これを「完コピ」するのは(当たり前ですが)相当大変です。
もちろん、物によっては限りなく近づきやすいモノもありますし、基本的には「より高い完成度」を目指すのですが、基本的には2週間なら2週間と「最初に」期限を決めて取り組んでみましょう。そうやって「少しずつ動かして」練習を進める事が何よりの上達の促進となるはずです。
今日は「ウクレレの練習の取り組み方」についてのお話でした。
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