ウクレレを独学で学ぶ人のための「タブ譜」の覚え方(初級編)

※この記事はウクレレソロ独学開始より206日目に執筆されました

はい。これまで30曲余りの楽曲をこなしてきた僕が初心者の皆様に送る「パパ流 ウクレレタブ譜の覚え方」を今回はまとめちゃおうかな〜と思います。手前味噌ではございますが、前回の「タブ譜の選び方」の方の記事で「適正な難易度」の楽曲が選べていれば、今回の記事も有効活用できるんじゃないかと思います。

正直、ここに至るまでは僕も相当紆余曲折しましたし、何度も悩みました。結論、今の僕はこの形がベースになっています。しかし、このやり方は「今の僕にとってのベスト」であって、万人に向けての「絶対的な正解」だとは思っていません。それでも、初心者のみなさまの参考にはなるかもしれないと思うので公開します。ぜひご参考ください。

さて、それでは早速実践行ってみましょう。
まずは練習の基本のお話。僕はタブ譜の練習を以下の2パターンに分解します。

(1)通し練習
(2)ポイント練習

普通に考えて最初は「弾けないところ」を一生懸命やりたいと思いますが、ここはグッと我慢して、先ずは「通し練習」をひたすらに続けることをお勧めします。この「通し練習」のゴールは「タブ譜を暗記すること」です。楽譜を見なくても通して弾ける事を目指しましょう。この時、たぶん「同じような場所」がずーっと進行が遅れると思います。そこが、その楽曲における「あなたの弱点」となります。まずは自分の弱点をとことん発見しましょう。

この時の注意点はたとえば、中盤まで弾けていてそこで弱点があったとしても、そこで立ち止まって最初からやり直すではなく、必ず「最後まで」弾いてください。なぜなら「通し練習」を最後までやっていないと仮にその中盤を超えた時に最後まで弾けないからです。これは正直絶望します(ただし、楽曲が2分以上に及ぶ場合は「前半」「後半」に分けるくらいはしても良いでしょう)。

弱点を見つけたら、次はポイント練習です。弱点のフレーズだけを抽出してとにかく「ゆっくり」弾きます。弾ける速度までドンドン速度を落として「この速度なら指が動く」というところまで持って行ってください。そのあと、その速度を少しずつアップさせましょう。

ある程度できてきたら「通し練習」に戻ります。この時、テンポは「一番苦手な箇所」のそれに合わせてください。とにかくゆっくりでも「通して弾ける」実績を作ります。

その練習が進んだところで、あなたは必ずこう思うはずです。

「この演奏を今の3倍速で出来たら完璧なのに」。

ここまでくれば「ほぼ完成している」と思ってください。ゴールは近いです。
あとは、その思っている通り「今の演奏の速度を徐々に上げていく」ために「通し練習」を重ねましょう。継続するうちに、少しずつ速度が上がっていると思います。

これが僕が自分でやっていて「これで(動画)公開できるレベルかな」と思えるまでのプロセスです。

▼この記事は続編があります
ウクレレパパ流 譜面から演奏までの行程まとめ(中級編)

 

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