ウクレレ練習量を爆発的に増やす「1mルール」とは?

祝日も特にない一週間を過ごした翌週に「たぶん、先週はウクレレを10時間くらい弾いていたと思う」と友人に話をしたら「どこにそんな時間あるの?」と言われた。死ぬほど考えてみた結果、自分は時間を「かき集めていた」事に気が付いた。今日はそんなお話。

そもそも1日が「24時間」と言うのは全人類に平等に与えられた権利である。「お金持ちだから」とか「大統領だから」とか関係なく万人にとって1日は24時間しか与えられていない。

そして世の中の多くの大人は何らかの仕事をしていて日本であればザックリ同じくらいの時間を労働に従事する事になる。つまり、僕らに与えられた「ウクレレの練習に使える時間」は限りなく平等のはずだ。

その平等な時間の合間を縫って「ウクレレを練習します」と言うのを毎日1時間でも確保するのは(本当は)結構大変で、そのくらいの時間を費やしたら、たぶん普通に家庭内不和が起こったりすることもあるだろう。でも幸いにも僕の家では起きていない。

で、「あれ、なんでだろう」って誇張もないので、理由をずーっと考えていて分かったのだが、僕はウクレレの利点を最大限生かす、ある「習慣」を無意識的に行っていた。僕は、それを「1mルール」と名付ける事にした。

この「1mルール」とはどういうモノかと言うと非常に単純で「自宅にいるときは、どこにいても必ず自分から半径1m以内にウクレレが置いてある」と言う状況を僕自身が勝手に作っているという、それだけの話だ。

伸長170cmの人間の腕の長さは概ね(男女差なく)70cmくらいらしい。と言う事は僕の家では「ちょっと手を伸ばせばウクレレが手に届く」距離に常にコイツが存在している事になる。思い返すと確かにそういう状況しか思い浮かばない。

これは多くの皆さんがそうしているであろう「スマホ」の扱いと一緒だ。トイレにまでスマホを持ちこむ人は多いと思うが「なぜスマホの利用時間が長いのか?」の答えは「いつも、持って歩いているから」に他ならない。それは「マインドがどう」と言う意識よりも前にある前提条件である。

そもそも、ウクレレは演奏するためにギターのようにピックを持つ必要もないし、ピアノのように特定の場所に移動する必要もない。アレは携行するのに非常に便利なサイズで、しかも軽いから、僕は食事の時も就寝の時も、パソコンで作業をする時も必ず「手を伸ばせば届く場所」にウクレレを置いている(たぶん、持っていかないのは風呂とトイレくらいだろう)。

そうすると何が起こるかと言うと、ちょっと休憩したり間が開いたときに「ひょい」と持ち上げて「1~2回練習で弾いてみる」と言うのを、それはもう色々な合間で試している事になる。

例えば、それは以下のような「時間の切れ端」に起こっている。

(A)娘のおままごとに付き合いながら娘の(ままごと)調理を待っている間(5分くらいかかる)
(B)テレビで視聴している野球中継のCMの合間

で、中途離脱出来る(B)のような場合は特に「ひいきのチームが負けていてつまらないから」みたいな理由で、いつの間にかテレビを消してウクレレの方に専念していたりする。(A)にしても、自分の出番が来たら「弾くのを辞めてサッサと片付ければいい」だけの話だ。

そういう「時間の切れ端」の寄せ集めが毎日20分くらいあって、徐々にモチベーションが上がってきて「そろそろしっかりやるかあ」と30分~1時間くらいじっくり弾きこむ事になる。気合を入れなくても練習ができる好例だと思う。

これ自体は単純に見えて非常に効果があるので「練習する時間がない」といつも思っている諸氏には、ぜひ導入を検討して欲しいところだ。

 

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