【ウクレレ本 評価】No.013 はじめよう!ウクレレ弾ける!30曲レパートリー(CD付き)
- 2015/8/7
- 書籍レビュー

【タイトル】 はじめよう!ウクレレ 弾ける!30曲レパートリー(CD付き) |
[おすすめ度] 2.75/3
★★☆ |
|
【著 者】 須田直治 【出版社】 ヤマハミュージックメディア |
||
【ジャンル】教則本(High-G、一部Low-G対応) 【推奨レベル】初心者〜初級者 |
||
発行:2005年6月 | 定価:1,600円 |
▼評価
「音を出す前に」からはじまる本書は、ウクレレの持ち方、チューニングのやり方など初心者が絶対に気にする「イロハのイ」から完全に押さえ「ほら、この本があれば安心だよ」と初心者の強い味方になる一冊なのは間違いない。発行から10年以上経過して今なお売れ続けるには相応の理由があるという事か。以後、一発目の書き出しが「120分で1曲マスター」と題し、いきなり「大きなノッポの古時計」に挑戦させてくれる。実際筆者もこの1冊が最初のテキストだったが100分あまりで「大きなノッポの古時計」が弾けた時は「行けるかも!」と強く感動したのを覚えている。
▼まとめ
最初に一冊何をお勧めしますか?と言われた時に、まだ弾き手に「ソロ」とか「弾き語り」のイメージすらない状態ならこの本を触ってもらうのが正解だと思う。この本を読み進め自信がついてくれば必然的に自分が、弾き語りにいくのか、ソロをやるのかが見えてくるから。筆者はこの本の2〜3章まで進めて自信がついたところで、「ソロウクレレを誰でも〜」の方に移動したのだが、気分的には近所の「ウクレレ体験コーナー」でじっくりウクレレの魅力を教えてもらったような充実感があったのが本書の印象。「ためしにやってみよう」と思う人にまず触れてほしい。なお、本書には付属がCDバージョンとDVDバージョンがあるが、持ち歩いて聞けた方が圧倒的に有意義なのでCD版をオススメしたい。
▼今回紹介した書籍
はじめよう! ウクレレ CD付 (弾き語りからソロまでラクラク弾けるウクレレ入門講座)
■スポンサードリンク
