スムーズにウクレレのジャカソロに移れるタイミングとは?

ソロをやっていれば、あるタイミングからジャカソロに入るのは至極当然な流れに見えますが、案外そこへの「道のり」が見えないというか「何をどうしたら良いんだ」みたいなタイミングがあると思います。例えば、ソロはある程度弾けるようになってきたんだけど、ジャカソロやりたい!と思った瞬間、譜面を見てみるとものすごいハードルが高い気がするんですね(譜面が線だらけですから)。僕自身「ジャカソロを始めるタイミング」は相当考えていたので今日はその話をします。

経験則から結論を書くとジャカソロに移る理想のタイミングは、ソロ楽曲で教則本にある範囲はほぼ完璧に「弾ける」(苦もなく演奏ができるという状態。ひとつもミスをしないという話ではない)ようになった時だと考えています。理由は下記の一点のみ。

「ジャカソロの練習をやる際に左手(運指)を気にしたくないから」

これに尽きます。

ジャカソロの運指は(これまでのところ)そこまで大きな違和感のある運指が出てきません。正直、普通弾かないような曲のソロの方がよっぽど「うおっ、やりにくっ!」みたいな運指が出てきます。

したがって、教本を1冊終わらせれば、おおむねこの運指の問題は解決します。

で、ここからが面倒なのですが「ソロウクレレを誰でも~」の中でもジャカソロは「仕上げ」の位置付けにあります。でも、あそこで出てくる「クレイジーG」はジャカソロの入門口です。

232日目で演奏したようなFive Foot Two みたいな曲に行こうと思うと、どうしたってこれまでにないステップが必要になります。それが「右手」です。左手で覚えるミュートはブラッシング奏法でしたが、ジャカソロをするに当たっては、意図的に右手で止めたり、音を切ったり、繋いだりしなければなりません。加えて、右のストロークをきっちりやらなければ、意図せず音が割れたり、聴こえなかったり、様々な問題が起こります。これは、これまでのソロを演奏していた時には顕在化しなかった問題たちです。

右手のことをキッチリ覚えるためには左手のことを気にしている暇がありません。(正直、もう一回基礎からウクレレを覚え直すくらいの感覚でした)。だから、ジャカソロを学ぶにあたっては「左手(運指)は問題ない」とすることが前提です。でなければ「右も左もアウト」となり、曲も成立せず、自信をなくす事になってしまうかもしれません。

自分でやってみて解ったのですが、ジャカソロは非常に面白いジャンルです。「このためにウクレレをやっている!」と新しい感動を得られるレベルです。ただ、いきなり目指すにはしんどいところもあるので、まずは「ウクレレソロをしっかり弾く」ことを覚え、その先にある別のものとして「ジャカソロ」を志すと良いかもしれません。みなさんがジャカソロを弾けるようになることを陰ながら応援しています。

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