ウクレレ日記 61〜70日目 楽しんで成長する

[2015-03-28] 61日目

今日はもともと予定があったので練習がほとんどできなかった(ので、録画を金曜日から行っていた)。「コンドルは飛んでいく」だけを撮り直してルパン三世のテーマは節目の60日版をアップ。これで教則本の課題曲はしばらく休憩しようかなと思う。

次のステップは自分の「持ち歌」というか持ち曲を作る段階だと思っていて、現在3枠考えている。練習の過程で「実力が足りない」と察した場合は、後回しにして教則本をひっくり返す作業にはいるだろうが、よほど難易度がキツイ(ジャカソロとか)でもない限り、なんとかはなるんじゃないかと楽観視している。

夕方から夜にかけて幾つか漁ってみた感じ、
方向性が違うものを3個にしようかなと。現在の予定はこんな感じ。

1.ルパン三世のテーマ(まあ、個人的にこれは鉄板)
2.ウクレレらしくハワイアン(カイマナヒラの難しい版を予定)
3.カントリー・ロード(を検討中)

今日は動画にも人生初のコメントを頂戴した。
「誰も見てなくてもいいんだい!」とか思って頑張ってきたが、ああやってポジティブなご意見をいただけるのは、やっぱり嬉しいものです。

正味60日で「ルパン三世のテーマ」は上出来だと思うので、またポイントをどこかでまとめて記事にしようと思う。
————————————–
[2015-03-29] 62日目

今日から新しい楽譜を発掘。と言うか教則本のたぐいは買い込んであるので「何を弾こうか」と選ぶ作業が中心。選定した曲は先日からの通りで2つ。カイマナヒラとカントリーロード。まずはカイマナヒラからスタートする予定。中村たかし氏の「誰かに聞かせたくなる〜」は人気のシリーズだが、そこに着手。

何回か弾いてみると「頑張れば行けそう」という感触だったのでここからやります。この本の曲に触れても「あ、こりゃ無理だ」とならなくなってきたのは素直に嬉しい。加えて、簡単な「カイマナヒラ」は以前弾いているので曲調も理解しているのが大きい。

しばらくは移動中にカイマナヒラを「聴き込む」ことになるだろう。
これも実はこれまでずっとやっていた事。「弾けない」時は「聴く」。それでリズムを身体で覚えちゃう。僕は今日時点でもコードも言えなければ、楽譜も読めませんので! 聴くのはサンプル楽曲。飽きてきたらプロの(本場の)演奏なども良い刺激になる。イメージトレーニングってヤツでしょうか。
(余談ながらルパン三世のテーマはJAZZ版など含め10種類ほど持っている)。

ちなみに、中村たかし氏の教則本は全般的に高評価かつ入手困難で、ネットでプレミアが付いているものが多い(いまならハワイアンだけは絶版じゃない模様だが)。

こういう書籍を定価で入手するコツは「楽器店を回る」べし。
ネットは在庫も絶滅していて、ヤフオクも転売ではほぼ高額。

だけど、楽器店の隅に申し訳程度にある埃をかぶっているような本棚には「死ぬほど並んでいた」なんてことは稀にあるっぽい。と言うのをGodin君を選んだ時に楽器店を巡っていて発見した(欲しい本はあらかた発見&購入済みなので教えちゃいます)。
————————————–
[2015-03-30] 63日目

風邪で熱を出してしまったので家で安静に。若干体調が良くなった午後、ベッドで眠りながら時間を潰すために頭の中で演奏をしてみる。すると、幾つかのコードを「流れ」で適当に弾いていた部分を見つけたので、その部分を後からゆっくり弾いて覚え直す。以前も記したが「ゆっくり演奏」はコードを指に覚えこませるため「早く演奏」はメロディを綺麗につないで音楽にするために意識して使い分けることにしている。

夜は少し時間もできて体調も良くなったので、カイマナヒラを何回か練習。

この曲は、弾いていて心地よく、過去の経験もあるので、習得にそこまで多大な時間は不要な感じ。とはいえ、難易度は確実に上がっているのでしっかり取り組みたい。
————————————–
[2015-03-31] 64日目

今日も風邪が残っていたので練習は控えめに。こういう時は指も大して動かないのでゆっくり弾いてコードの確認。

最近、スラスラ弾ける時と、指が思い通りに動かない時があってすごく面白い。健康管理のバロメーターになっている気がする。調子の悪い時はムリせずに行こうと思う。
————————————–
[2015-04-01] 65日目

毎日コツコツ練習をしていると「何の発見もない日」と言うのがものすごく前に進んでいない気がするのだが、悩みながら練習をしていると、ふと「ひらめく」日があって、そういう時にもの凄く嬉しく思う。今日はそんな日。

今日は妻による娘の寝かしつけの最中にサイレントの方を思いっきり弾いていた。本当にこういう時に使い分けができるのは嬉しい。で、そんな折にルパン三世の曲の冒頭の部分、歌詞でいうと最初の「ルパン・ザ・サード!」と叫ぶところのピッキングが同一の弦だったのだが、ここがピッキングでダウン・ダウン・ダウンと同一にいれると物凄い引っかかってもどかしくて、なんなんだろうなあと苦慮していた。

そこで、試しに親指でダウン・アップ・ダウンにしてみたらこの問題点がブレークスルーしてくれた。習えば一瞬のことを悩んだ挙句解決していくと「忘れない」というメリットを得ることができる。精度はまだイマイチだが練習を重ねることで埋めていきたい。
————————————–
[2015-04-02] 66日目

いつか読むだろうと思って持っていた「誰かに聴かせたくなるウクレレ奏法」をパラパラと見ていたら、今の課題を解決出来そうなヒントがたくさんある事に気がついた。最近動画を見ていて気がついたのだが、楽器の上手いと言うのはギターのように「カッコよく弾く」というのとウクレレらしく「綺麗に弾く」と言う方向性がある気がしている。いまの自分はもちろん、そのどちらでも無く、もっと前の段階の「弾けた」か「弾けないか」でバタバタしている訳だが。

直線的に荒削りに「弾けました」となった時、次に何処に行くのかをちょうど考えていた。思うにモチベーションと言うのは、目標ありきだと思っているからだ。
今回この本を読むことで「綺麗に弾く」事を意識してみようと思っている。

先日はカイマナヒラとルパン三世を練習。少しずつ「きれいに弾くこと」を心がけてみようと思う。
————————————–
[2015-04-04] 67日目

今週はルパン三世のテーマを録画。カイマナヒラの練習は始まっているが、先週比でも結構良い進捗だったので。一回ちゃんと締めておくことにした。とは言え同じネタなのでGarageBandを入れて音色を変える工夫は少ししている。途中の方でテンポが少し駆け足になっちゃったのが惜しい。

決定的に違うのは前回の録音は(たぶん)50回とか100回近く演奏したベストを拾っていて、今回は10回未満の演奏で2個くらい選んで絞っただけという事、安定感が増してきているのは言わずもがな。なのでループで2回演奏しています。これは前回やってたら1000回とか演奏する事になっていたと思う(笑)

演奏を安定させた主因は右手。親指の連続ストロークではアップで弾いている箇所が出てきており、それ以外のジャカジャカの部分も実は大幅に変えている。映像だとあんまりそこの違いが見えなくてびっくりだけど。

実は今回から人差し指の方のストロークは(イメージ的には)下ろすのではなくて外側に向かって捻っている。昔ながらの蛇口を閉める時の腕の動きのイメージ。あの時、多くの人は肘などを使わず、手首をクイッと回すだけだと思う。ちょうど時計でいう3時とか12時に弦があるイメージで、弦に対してストレートにズドンと降ろして弾かずに、猫を追い払うような「シッシッ」といった感じで、そのついでに指が当たっているイメージ。……伝わっているかな(笑)そうする事によってストロークの動きが最小限になるので、疲れないし弾きやすい。これは「ウクレレ奏法」からヒントをもらって実践した事。

来週はカイマナヒラを演奏予定。そのあとはカントリーロードには「行かず」、ウクレレ奏法の本を学びながら、そこにある課題曲から1曲持ってこようと思う。1曲の演奏時間が延びることもあって「毎週演奏」とはいかないかもしれないが、じっくり頑張っていきたい。
————————————–
[2015-04-05] 68日目

今日から「聴かせたくなるハワイアン」から、カイマナヒラの高難度版を本格的に開始。メロディーラインは抑えてあるので修正はしやすい認識。新しい譜面は難しくも弾けた時の楽しさを感じる。

一方、最初に使っていた教則本の、簡単ながら綺麗に成立しているカイマナヒラにも、改めて凄さを感じた。やっぱりプロは凄い。

いまの自分は、やや難しくても上手く見せたいと言う、初期の頃とは少し違うモチベーションがあるので、上手いこと消化したい。
————————————–
[2015-04-07] 69日目

4月に入ってやや多忙になり、練習時間が減ってきた。そんな中、コツコツとカイマナヒラを練習。当初からの望みを早くも果たしてしまったことや多忙も相まって、目標を喪失(そうしつ)してウクレレから疎遠になってしまうかなあと少し懸念していたのだが、比較的杞憂だったみたい。

と言うのも買いだめた本とCDから上手いこと次の目標を見つけられたからだと思う。やっぱりモチベーションが下がる前に次のゴールを作れたことが大きい。「この曲が弾けたらカッコいい!」は最高のモチベーションになるとおもう。

で、その遠い目標はさておき。ハワイアン・バンプという決まった音色の練習をしているのだが左手が踊るように跳ねるので「へぇ」と感心する。このメロディラインってお決まりなんだろうなあと思いつつ、これをできないとハワイアンが始まらないっぽいので練習中。最初の頃は「ウクレレやるならハワイアンでしょう」っていうのは正直「えー」と思っていたのだが最近は「それもあるな」と随分思うようになってきた。いろいろな曲をこなしつつハワイアンのレパートリーも少しずつ増やせたらなあと思う。
————————————–
[2015-04-10] 70日目

今週は大きく何かが進むというほど練習ははかどらなかったが、コツコツと演奏を積み上げてきた。カイマナヒラのハワイアンバンプを入れた新コードはある程度頭に入って来たかなと思う。

昨日はソロ演奏だけど、あえて頭の中でボーカルの「声」を入れて弾いてみた(歌ってもいいと思う)。未だにルパンも弾くし、カイマナヒラもそうなのだけど、これをやってみたところ、声の強弱など表現に合わせてメロディを持って行こうとするので、自然と音の強弱や音色を気にすることが増え、単に「音がキチンと鳴ればいいんです」というふうにはならないことに気がついた。

表現力をつけたければそういう感覚も必要なのかなあと思う。
歌に気を向けすぎると指がおろそかになる事もあるので、しっかり表現できるように練習していきたい。

 

▼70日目までの練習本(絶版以外)

ウクレレ初心者からの上達日記はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。プログラムで得た収益は当サイトの運営費、ウクレレ独学に関連する書籍購入代(レビュー用の再投資)などに使用いたします。



■スポンサードリンク

関連記事

▼当サイト内人気記事の紹介(1)
▼当サイト内人気記事の紹介(2)

その他の人気記事

ウクレレ初心者からの上達日記はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。プログラムで得た収益は当サイトの運営費、ウクレレ独学に関連する書籍購入代(レビュー用の再投資)などに使用いたします。
ページ上部へ戻る
Translate »
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.