ウクレレ練習 600日目 上達と継続のルール論

ウクレレ練習を開始して600日が経過しました。毎日、練習をしている中で実感している事があります。それは「ウクレレを独学で上達(継続)するためのシンプルなルールが存在する」という事です。

私にとって600日間のウクレレ練習の日々は、決して平坦に上達し続けたものではありませんでした。伸び悩んだり、苦労したり、逆に驚くほどスイスイ上達が進んだり、、と様々な局面がありました。

その経験から私は「ウクレレ独学の上達速度は迷いが無いときは早く、迷っている時は伸び悩むという1点に収束される。モチベーションもそれに比例する」という持論を持つに至りました。

では「迷いがない状態」とは何でしょうか?
その答えを出すために、まずは「迷いがある状態」について考えてみましょう。

「迷いがある状態」とは言い換えると「曲選びや譜面選びが決まりにくい状況にあるとき」の事です。次に演奏したい曲が定まらない時というのは、イコール「次のステップに悩んでいる時」でもあります。基本的に独学での上達は「楽曲をこなしていく中で、その曲からエッセンスを学ぶもの」ですから「次の曲が定まらない」という事は「自分が目指すべき方向性が見えない」という事でもあるからです。

たとえば、昨今の私は明確に「周期のテンポとアルペジオ」と目標を定めて練習を重ねています。この状態になると、ひたすらそこに意識が向きますから選曲は「アルペジオの譜面でテンポがなるべく単調なもの」しか選びません。そこに、迷いはありません。したがい、上達は加速します。

何故なら、練習する私自身が「これが弾けたらアルペジオが出来る!テンポへの理解が進む!」と明確に意識したうえで、練習に取り組むことができるからです。

逆にテキトーに楽曲を選ぶだけになると、だんだんと(好きに選んで弾いているはずなのに)モチベーションが下がってしまいます。結局、その曲を弾けるようになった時の「上達した自分のイメージ」を見失っているからだと思います。

この悩みは「演奏したい楽曲は何となく大体できる」と言う中級者の入り口くらいからぶつかる壁です。演奏したい曲は弾けているはずなのに、なぜか他人に「上手い!」とは言われない。のような状況が続くと「何が正解なんだっけ?」と、惑うわけです。

初心者の頃はゴールは単純です。弾ける事がイコール成長になるからです。
ですが「とりあえす、演奏ができるようになった」からは、基本的には自分との戦いです。

満足はいつでも出来ますから「自分はどこまで上達したいのだっけ?」と自問するタイミングが必ずやって来ます。そこからの上達に必要なのは取り組むための準備・意識です。明確に目的意識を持って取り組む事が、上達と、続けるためのルールです。中級者の壁に悩んだら「今後の方向性」を見つける事をオススメいたします。

今日は上達と継続のルール論のお話でした。

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