ウクレレのアルペジオをモノにする手順(教本使用)

偉そうなこと書きつつ「私はこうしました」と言う経験談のお話なのですが(現在進行形でありつつも)入門の参考程度に紹介しておきます。結構手こずってもおかしくない部分ですし。。

まず、アルペジオって何かと言うと「和音」(いくつもの音を同時に鳴らすこと)を右手の5本指で分解する奏法の事です。ウクレレ教則本の多くは「親指一本で弾ける」を合言葉に、市販のウクレレ書籍の大半がこのルールを(日本では特に)踏襲している模様ですが、昨今少しずつアルペジオ対応の譜面なんかも出てきたり、海外の譜面ではカナリ演奏する指を分解した譜面などがあったりで(私のウクレレ勉強579日目に演奏したグリーンスリーブスも基礎とはいえ)これを覚えると結構表現が豊かになる道筋が見えてきます。

ただ、入門だの基礎だのと言っても「右手の指を各々で演奏する」という行為は慣れないと結構大変でして「なんで自分の体の一部なのにこんなに動かないんだ。あ、指つりそう」とか結構練習の最中には(特に初期段階では)ありまして、

「ムキーーー!こんなの出来るわけねえ!!」とかなりがちです(笑)

アルペジオを覚えるのはいわゆる親指一本やら人差し指のストロークを覚え「左手の運指はおおむね大丈夫」となった中級以降に挑むと結構すんなり入りそうです。と言うのも右手に意識が集中するため、左手の事を極力考えないようにする段階に来ないと「はい、右も左もできません」と絶望するしかないからです。この辺りジャカソロに近いものがありますね。

素地がそんな段階だとして練習方法ですが、まずは「トレモロ奏法」を覚えちゃうのが手っ取り早いかなと思います。私も期せずして「定番曲を弾きながらウクレレがグングンうまくなる本」を使って「きらきら星」のトレモロ奏法をやりましたが、同じ弦をいろいろな指で弾くと言う要素は一緒なので(この辺り「ウクレレ練習の食わず嫌いをやめたらアルペジオが出来たお話」にも書いてありますが)理解・練習が進みます。

で、何でじゃあ「同じ要素ならアルペジオでも良いじゃないですか」とならないのかというと、トレモロ奏法ならうまく弾けなくても(同じ弦を弾いてるだけなので)曲が壊れないんですよ。拙(つたな)いけど弾けているって事です。何せ「同じ弦を4回ストロークする」という行為が「2回になりました」となるのは、この場合だと「キラララ、キラララ、ヒーカールー」となる所が「キーラー、キララー、ヒーカルー」とか鳴っても、あまり印象は変わらないわけでして(本人は弾けてないのが分かりますが)。

これがアルペジオだと弾き損なうと「はい、音が抜けました。曲が壊れました」となるので結構ストレスなんです(笑)

正直、トレモロ奏法の「きらきら星」は(単調なので)そこまで意欲的に取り組める楽曲ではないかもしれませんが、ここ本当に振り返ると「いい意味でスタートラインの楽曲だったな」と思えるので「定番曲を弾きながらウクレレがグングンうまくなる本」をお持ちの方は是非、トライしてみてください。

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