失敗しないウクレレ譜面選びのヒント(Amazon編)

私は、すっかりウクレレが弾けるようになった今でも、発売されるウクレレ書籍は(購入しないウクレレ初心者向けのものであっても)必ず書店で手にとって内容を確認しています。まあ、趣味みたいなものです(笑)

そんな折、書店で目を通した事のある、とあるウクレレ書籍のレビューをAmazonで見ていて違和感を覚えました。履歴にも確かに「購入したカスタマー」と出ているのですが、評価の内容が読んでいてどうもしっくりこない。自分が書店で読んだ時に持った感想と、明確にかけ離れているのです。で、そのレビュワーの過去のレビューを見てみて「ふうん」と思い、同じく高評価の別の人のレビューを見たら、まるでコピーしたかのように同じ出版社の書籍ばかりに良い評価を付けているんですね。

「ああ、そういうことね」と苦笑い。

業者なのか自社なのか出版社のファンなのか知りませんが、評価が初心者を惑わしていることは事実です。困ったものです。この出版社のウクレレ本は注意だなあと逆に警戒する事になってしまいました。

もったいない。私もこの出版社の本は持っていますし、決して悪い出来ではないのに。。

この手の話は、評価が割れるのは良いですし「ウクレレパパが良いといった本だけを選びましょう!」という話ではもちろん無い(笑)のですが、ウクレレ初心者がAmazonの評価を鵜呑みにするのも難しいのだなあと、改めて思った次第です。と言う事で今日は「おかしなレビュー」を見分けるコツとともに、Amazonでウクレレ入門者が犯しがちなミスをなくすためのウクレレ譜面選びのコツを紹介します。

▼ウクレレ譜面選び 基本編1:「High-G」と「Low-G」の譜面を見分ける
ウクレレの譜面には実は2種類あります。High-GとLow-Gです。これらの情報は商品の説明などを見ても掲載されていない事も多く、レビューを参考にしたり、写真や素材から読み取る他ありません。「どちらかのみに対応」となっている場合は、もう一つのセッティングでは演奏が出来ないので、こういう本は情報が出るまで様子見することをお勧めします。一番は出版社のサイトに行って確認する事なんですけどね。

一応、当サイトでもレビューには必ず「どっちだと弾けるのか」は書いてあります。ここでミスすると1冊まるまる使わなくなるので。。(笑)

▼ウクレレ譜面選び 基本編2:出版社・著者を覚えよう
譜面の出来栄えは出版社に、譜面の難易度は著者に依存するというのが基本的な関係性だと私は考えています。この記事内では私は何処もオススメしませんが「私のオススメの会社や著者」はレビューにまとまっておりますので、興味があればご確認ください。結構、ハッキリ難易度が分かれているので、お気に位入りの編者を見つけるだけで、しばらくは付きあっていけると思います。逆に困るのは「難しすぎる」とか「簡単すぎる」とか。

「難しすぎるは」まだ良いんですよ。「いつか弾こう!」って思えるから。でも、簡単すぎるのは「2,000円払ってこれ?」みたいな絶望感でいっぱいになるので、ご注意を(笑)

▼ウクレレ譜面選び 基本編3:そのレビューは誰が書いたのか?
これ。意外に忘れられがちな項目なのですがレビューを書く人は誰なのでしょう?「ウクレレ上級者」なのでしょうか?「ウクレレ初心者」なのでしょうか? それとも「ウクレレ講師」なのでしょうか?
「今日の私」が良いと思う本と「ウクレレ初心者の頃の私」が高く評価する本は違うはずです。なぜならニーズが全然違うからです。楽譜においてはレビュワーのレベルは必ず押さえておきたい項目です。文章などから実力を推し量ってみましょう。

▼応用編:変なレビューの見分け方
これはマーケティングの勉強をしている時に学んだ技術ですが、まず第一に理解しておきたいのは、あなたがレビューを見るとき、あなたは心の何処かで「良いレビューを欲している」事を肝に銘じておいてください。「それで間違い無いよ」と言うお墨付きが欲しいからです。

つまり、物事を良い方向に捉えやすくなっているんです。
で、そのうえで例えば下記のようなレビューがあったとしましょう。

【サンプルレビュー】
この教本は最高です!今まで色々な教本を試してきましたが、すごく内容が丁寧で、解りやすく解説されていました。初心者から中級者まで幅広くカバーしているのもスゴイですね!

と。なんだか良い感じですよね。ただ、これは私から見ると怪しいんです。

何故かと言うとですね。私がレビューを(自分のサイト内で)する時もすごく気をつけていますし、実際こういうレビューが多いのも事実なんですけど(レビュワーの実力不足って話もあるんですけど)、このレビューの場合「本のタイトルが何であっても成立してしまう」のですよ。

名キャッチコピーは企業のタイトルを変えると成立しなくなる。
と言う差別化の手法(キャッチコピーの鉄則)があるんですけど、

たとえば、
「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」=ダイソン
しかないんですよ。

まあ、ここまで完璧なレビューを探すのは大変なんですけど(笑)、少なくとも書いてある事が「実際に読んだ人じゃないと書けない事」である事は最重要でして、初めて買う本をどうしてもネットで選ばないといけない場合は、そういう部分に気をつけてみることをオススメします。出来れば「Amazon カスタマー」のレビューではなく、きちんとハンドルネームを使って、色々な書籍をレビューしている人を参考にされると良いと思います。ちなみに私はAmazon内ではウクレレ書籍のレビューはしておりませんので悪しからず。

皆さんが、地雷を踏まないようにしながら(笑)自分にピッタリのウクレレ書籍に出会われる事をお祈りします。私の意見でよければ当サイト「ウクレレ書籍レビュー」内にありますので、ご参考ください(しっかり宣伝)。

今日は、Amazonでウクレレ書籍選びを間違えないコツのお話でした。

 

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