上達したい人のためのウクレレ書籍の選び方

「上達にあたって譜面はどうやって選んでいますか?」という質問を受けたのでこの記事を書きます。個人的には、継続的に上達するための選曲のコツと言うものがあると思っています。自分でも上達していくほど、この心構えだけは忘れないようにしています。

それは「背伸びしてギリギリ手がかかる難易度の譜面に挑み続ける事」です。楽器演奏のような数値化されない世界では、それは感覚に頼るほかありませんから、自分の力を過信したり過小評価する事が私自身も良くあるのですが、自己評価の中ででも「背伸び」を続ける事が、ウクレレの上達を助ける事は間違いありません。

上達と言うのは言い換えると「出来ることが増える」事だと思っています。だから、伸びれば伸びるほど「もうここまでで良いよね」と線引きをするのはたやすいワケです。たとえばいま、私が自分のレベルに満足してテキトーに流し始めても、周囲に「お前は三日坊主だ」と、非難を浴びる事はないでしょう。

だからこそ、昨今の選曲には甘えが出ないように一層の気を使っています。そういう譜面の上級テクニックを見ると「この曲でしか使わなのでは?」みたいな運指があるのは事実ですが、案外そういう一見関係ないテクニックが、使い様によっては他の曲の聴こえ方をガラリと変えてしまう事がある。そう言う新しい楽しさの発見は、意志を持つ選曲から見つけた「中級者になってからの楽しみ方のひとつ」となっています。

私は基本的に「(この曲を弾ける様になった時に自分は)得るものがある」と思った曲を毎回選ぶようにしていますが、決めるときに「これなら余裕で弾けるでしょう」と思って挑めた事はほとんどありません。毎回「今回こそ(実力不足で)発表出来ないで終わるかもな」と軽いプレッシャーを感じながら練習しています。

だから、本気で(ここ重要)上達したい人は、ぜひ「これなら演奏できそうだ」では無くて「これは少し難しいかも」という譜面を積極的に選んでみると良いかなと、経験上思います。

ウクレレの場合「簡単な楽器」と世間に認知されているからか、とかく世の中のウクレレ書籍は「これなら簡単!」とメロディだけをなぞった様な譜面本が溢れています。誤解を恐れずに書くと、個人的には、それらを何本こなしたところで(一定以上は)ほとんど上達しないと思っています。

別に難しすぎる書籍を選ぶ必要はありません。「少し難しいかも」と言うものに挑み続ける事が重要なんです。例えばドラクエなら最初の街の周りでスライムだけを狩り続けても上がれるレベルなんて知れている、、と言うようなイメージでしょうか。

この記事をより具体的に書いたのが「ウクレレ上達ができるギリギリのレベルの楽譜を選ぶコツ」です。合わせて読んでみていただければ幸いです。

苦しみの先に達成感があります。本気で上達をされたい方は、ぜひ、頑張ってみてください。私も一緒に引き続き頑張る事だけは、お約束します。

▼私が過去使ってきた書籍の紹介は以下の記事よりご確認いただけます。
【決定版】僕がウクレレ中級者になるまでに使った教則本10選(〜200日目)
あなたに最適なウクレレ教則本が見つかるリストを作ってみたよ(2016上半期)

 

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