ウクレレ日記 51〜60日目 幅を広げる練習

金曜の夜からは撮影を開始した。
「ルパン三世のテーマ」の進捗と「コンドルは飛んでいく」の2曲。

これまで「ソロウクレレを誰でも弾けるようになる本」をひたすら追い続けてきたが、キャッツアイやルパン三世のテーマなどほかの曲に寄り道したことによっていろいろな面白さにも気がつくようになった。同時に「本当に弾きたい曲」はとにかく練習しまくるという好循環も知ることができた。逆に最近の課題曲(コンドルは飛んでいくなど) は実が入りにくくなって来ていることも体感している。過去の曲を振り返ってみても一部の指使い曲は結構忘れていたりする。たぶん「自分が今度好きで弾く曲」じゃないからかなと思う。

で、思うのはこの段階まできたら1回「自分の弾きたい曲」だけをバンバン弾いてみたらどうだろうということ。実が入らない演奏練習をして[2015-03-17] 51日目

おとといに時間が取れなかったので、昨日は朝の時間を少しと夜の時間を使って練習の穴埋めを行った。この辺りになってくると「日進月歩進化しております」と、毎日なにがしの発見があるわけではないが、漫然と「弾きました」にならないように、右手の弾き方や左手の押さえ方など、試行錯誤を繰り返しながら弾いている。

スカボロー・フェア、ルパン三世のテーマを重点的に繰り返しつつ、Youtubeの動画やタブ譜のCDなども聴いて、次に弾きたい曲や「これどうやって弾いているんだろう」というのを観察したりしている。

引き出しを増やして同じ曲でも少しでも精度を上げていきたい。
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[2015-03-18] 52日目

スカボロー・フェアとルパン三世を練習。今日はセーハで抑えられそうなコードをあえて普通に押さえることで次のコードに繋ぎやすい箇所を見つけた。やっぱり弾きにくい時は、いろいろな押さえ方を試してみるのが一番。

今日で練習日は52日目。この「52」というのは実は注目の数字。
週1回、1時間の練習を(スクールとかで)した場合、52週間で1年となるからだ。いわゆる「ウクレレ歴1年です」に相当するケースもあるということ。やっぱり楽器は歴日換算ではなく、練習日換算で見た方がいいと思う。

実際には、自身やスクールの都合で休んだり中止になったりと言うこともあるはずだし、個人レッスンでもないから「みっちり1時間」とはならない。
逆に自習をしていれば52時間以上は費やせるが、非常にライトなウクレレ奏者の1年は今の自分くらいじゃないかと思う。

歴日だけを重ねても意味がないので、練習日換算で成果を積み上げていきたい。
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[2015-03-19] 53日目

今日は某ショップで高級ギターストラップを購入。セールをしていたのもあるのだが、今までの1,000円ストラップだと突然「ガポーン」と外れたりしてGodin君が何度か落下の危機に陥ったので、流石に良いものにしようと思い立ったわけです。

で、本当は数千円くらいのものを探していたのだが、レヴィースのストラップとやらがセールのうえにすごく気に入ったものが一本あって、絶対にGodinに合うと確信(しかも両方Made in Canada)。

やや細身の一本だったこともあって、テナーウクレレだったらギター用のストラップでもいけるんじゃないかと思って思い切って買ってしまった。ストラップなのに1万円なり。

家に帰って装着してみたら物凄く安定。そして見た目が最高にカッコイイ。おじさん自己満足の境地です。

今日もスカボロー・フェアとルパン三世。ルパン三世はついにコードを暗記できたようで、流して最後まで弾けるようになった。でも演奏が安定しないこともあって、じっくり練習していきたいなあと思っています。
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[2015-03-21] 54日目

また、金曜日に疲れ果てて土曜日にいきなり演奏のパターン。日記を読み返してみると毎週木曜日でガス欠している気がする。ライフサイクルというやつか。今日は演奏の時間がだいぶあったので、じっくり弾きこみつつ演奏を行った。スカボロー・フェアは、明らかに練習不足。一部コードを「ど忘れ」するし明らかに「気がそぞろ」というのが正しいか。理由は明白。もう一個の練習曲「ルパン三世のテーマ」が弾きたくて仕方ない自分がいるからだ。

本当にどうしようもないなと思いながら、それでもある程度の形にはしておいて、両方録音することに。いつも「なんとか仕上げました」ばっかりあげても、ここからは曲の難易度が激変して上がっていくのも見難そうなので同じ曲を、日をまたいで撮影していくことで「上達っぷり」が見える気がしたから。

というわけで演奏の方にも書いてあるが「ルパン三世のテーマ」は定点観測のようにしていこうと思う。

今回、最高にすごいと思ったのは先日買ったばかりの「ギターストラップ」。
スカボロー・フェアをなんとか仕上げっぽくできたのは絶対このストラップのおかげ。今までのものは引っ張りながら長さを調整するものだったが、よく滑るし、長さも変わりやすいので、何回も弾いているとちょっとずつ持ち具合とか角度とか「ズレ」を感じていた。今回のこれは良くも悪くも最初から「これでがっちりです」という感じなのでズレようがない。したがい、なんだか姿勢もある程度整った感じで弾けているのが動画を見ても自分でよくわかる。

明日からいよいよ教則本は4章に突入。教則本で弾き方などの知識を収集して、弾きたい曲に反映させるのが自分のスタイルなので、腰を据えて取り組んでいきたい。
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[2015-03-22] 55日目

今日からいよいよ4章。「コンドルは飛んでいく」の練習を本格的に開始。ルパン三世のテーマは弾きこんで練習。自分で成長を感じられる間はこの方法を続け、どこかでパッと演奏練習を止めて基礎練習に集中しようと思っている。

ルパン三世のテーマは1から15フレットまで幅広く使うので、なんだかんだ言ってこの段階でやるにはすごくいい練習になっている気がする。弾く曲選は基本的に好みのほかでは1回試した時のフィーリングで「行けそうか」で判断するのだが、ルパンはそういう意味では少し背伸びをしている。

ただし、この楽曲は「弾いていて楽しい」という一番大事なファクターを満たしているので、テンションが維持できる。曲選びはそういうことを大事にしたい。
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[2015-03-23] 56日目

今日は速いテンポと遅いテンポで楽曲を練習する他に基礎練習も追加することにした。同じ弾きこみを続けて上達はあるものの、先回りして基礎力をつけることもやっぱり大事かなと考え直したため。速い演奏はスピードを得られるが荒くなる。遅い演奏は丁寧さが大事だがやっぱり遅い。どっちも押さえておきたいし、難しいところだ。

基礎トレーニングの中では、いままでの疑問に答えてくれるものが幾つかあり「単純な練習じゃないな」ということがつかめた気がする。2曲だけの弾きこみはさすがに好きな楽曲でも少し飽きるので、どこかで時間を使ってもう1曲足したいなあと思っている。楽曲を増やしても各々が疎かにならないように上手くバランスを取りたいところだ。
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[2015-03-24] 57日目

昨晩も弾きこみ。今日は「5550」のような時に「555」だけをジャカジャカ鳴らす方法を覚えた。基礎トレーニングに掲載されていた方法を見てやっと納得。いままでは555を押さえて右手を加減していたのだが、プロの動画を見ていると違う。ちゃんと弾いている。なんでだろうと思ったら5555とセーハして押さえて4弦を軽く押さえて音を消せばよかったのね。言われてみればその通りだけど気がつきませんでした。

ということで、これで5550を加減なしで弾けるように。やっぱりこういう基礎的なところの理解度が低いなあと思います。基礎トレーニングの本を流し読みするなどして、知識面の強化も行いたいところだ。
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[2015-03-25] 58日目

ダウンピッキングを早くしたい。ここ数日の切実な悩みだった。ルパン三世を弾いていて何度か詰まる箇所を課題として捉える。正直腕が重くなって悪循環になりかけていたのだが、通勤時に色々検索をかけて「スピードのあるピッキングのコツ」みたいな動画を見つけて課題解決の光明が見えた。

今回参考にしたのは「ドラムスティックを叩くように手首で返す練習」というもの。トイレで手を洗った後に腕をパタパタさせるような感じという表現をしていたサイトもあったが、実に分かりやすい。要するにガチガチに力を入れるなということだ。今回、いろいろ参考にして帰宅。

弾いてみて大きなことに気がついた。

いままで、私は左手で弦を押さえるのと同じように、右手の親指の真ん中の先を「自分に向けるように」してピッキングしていた(ピッキングの際に親指が自分に向いている状態)。しかし、この動作だといかにも無駄が多いことに気がつく。弦を自分の方に弾いたらいけない。指は弦に対して垂直に下ろす(当てる)のではなく「水平」に当てるのが自分はいかにもやりやすい。

そうすると親指の外側の腹が弦に当たるのだが、これが良いみたいだ。
矯正項目ではあるが、この発見のおかげでまた前に進めそう。
とりあえず、しばらくはこの方式を試してみて上達につなげたい。
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[2015-03-26] 59日目

今日も右手のストロークの当て方を練習中。自分の場合、爪を当てる時は、右手でギターピックを持つイメージで人差し指と中指の爪を当てるのが良さそうな感触。

ストローク関連で行き詰まった時は私はギターの動画を見ることにしている。基本的なポイントは変わらないと思っているから。

単純にギターとウクレレで言えばギターの方が圧倒的に色々な物の量が多い。奏者の数が多ければ教則本や動画の類も多いわけで、別け隔てなく拾うことは上達への近道だと思う。

結局今週は、週の真ん中辺りから基礎練習が増えたが、そこを埋めないと次に行けないのでまあ良し。
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[2015-03-27] 60日目

金曜の夜からは撮影を開始した。「ルパン三世のテーマ」の進捗と「コンドルは飛んでいく」の2曲。
これまで「ソロウクレレを誰でも弾けるようになる本」をひたすら追い続けてきたが、キャッツアイやルパン三世のテーマなどほかの曲に寄り道したことによっていろいろな面白さにも気がつくようになった。同時に「本当に弾きたい曲」はとにかく練習しまくるという好循環も知ることができた。逆に最近の課題曲(コンドルは飛んでいくなど) は実が入りにくくなって来ていることも体感している。過去の曲を振り返ってみても一部の指使い曲は結構忘れていたりする。たぶん「自分が好きで弾く曲」じゃないからかなと思う。

で、思うのはこの段階まできたら1回「自分の弾きたい曲」だけをバンバン弾いてみたらどうだろうということ。実が入らない演奏練習をしても仕方がなく、もともとそういう趣旨でやってきたのだから「このテキストを完遂しなければならない」という縛りは一回休止してみようかなと思う。どうせいつでも戻れるのだし。誰に約束したのでもなし。

当サイトで分からなきゃいけなかったのは「ウクレレで曲を弾くのには何日かかるか?」ということ。
結果はある程度出た。

60日でもジャンジャン弾いています。弾きたい曲も形にできます。という結果が。

となると、あとはここから「弾きたいものを納得できるレベルに持っていくために何日かかる?」とか、それが2曲、3曲と増えるのはどのくらい時間が必要なのか?とか。明日からは好きな曲探し、その練習と知識収集を開始するつもりだ。

▼60日目までの練習本

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