新しいタイプの成長を実感した「ウクレレ練習500時間」の壁

先日、6回目の佐藤氏の個人レッスンを受けた時に「じゃあ弾いてみますね」とルパン三世のテーマから演奏を開始した時に、自分でも驚くほど自然にスーッと楽曲に入っていけて、何の負担も感じずに演奏をする事が出来ました。自分でもビックリしながら演奏をしていました。

演奏後、先生も同じ感想を持ったようで「久しぶりのレッスンですけど随分と自然に演奏できるようになって来ましたね」と言う言葉が最初に出てきて「あ、やっぱり同じ感想だったか」と思ったのを覚えています。

前回のレッスンから今回のレッスンまでの間、何をしていたかと言うと、実はたいして違うことはしていません。ただ、練習時間の累積が(480日目の練習という事実から推測すると)500時間を突破したというのがこれまでとの違いです。その結果、一つ大きく変わったことがあるとすれば、それは「自然体」と言いますか、本当の意味で「すんなり」とウクレレの演奏が出来るようになって来た事だと思います。

このアウトプットの変化はこれまでの「よし!以前までと比較して~~が出来るようになった!」というたぐいの成長ではありませんでした。どちらかと言うと、使い込んだ道具が自分の体に馴染んだような感じです。「よし弾くぞ!」と気負わなくても自然に演奏に入っていける。それがあまりにも自然なので、(一定のレベルで)体得している事をレッスンで楽曲を披露するまで気が付けませんでした。

その感覚を、言葉で表現しようとすると「これまで言葉で表現していた事・理解していた事が感覚になるタイミング」が「500時間」なんじゃないかと思っています。ストロークはこういう角度でこうするとこうだ!とか悩んでいた、そういう大半のものを感覚として体得するのでしょうね。

ただ、これには二面性があって「普通に気軽にウクレレを持つとこうなるでしょ?」と言うサマが自然になるという事は、初心者の気持ちからはドンドン離れているという事にもなります。だからこそ、これまで日記を書き残して来たわけですが、あれらの悩みやら、試行錯誤やら、練習の結実が500時間で「習熟」されていくという事なのでしょうね。

調べてみると、多くの資格試験の合格基準となる勉強時間が500時間だったり、言語習得のための一定の基準が、やっぱり500時間だったりするようで、趣味として積み上げているウクレレも例に漏れず500時間の壁があるのかもしれません。

こういう事って文章に起こすと「当たり前」なのですが、やっぱりしっかり記録しておく事で「ここに壁があります」という事を伝える良い機会だと思ったので書き残しておきます。次は1,000時間の壁なのでしょうかね。どんな変化が起こるかを楽しみにしつつ、これからも着実に練習時間を積み上げたいと思います。

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