ウクレレ初心者へ伝えたい「上達する独学」と「伸びない我流」の違い

まず、ウクレレ初心者の皆さんにお伝えしたい事は「ウクレレを独学で上達する方法は確立されています」という事実です。少なくともソロウクレレなら中級者レベルの入り口までは独学でなんとかなります。その理由や方法は当サイト内に死ぬほど散らばっていますが、理由について参考になる記事を1本紹介しておきます。

▼参考記事1
なぜ、初心者1人で「ウクレレを独学で上達」出来るのか?

先般、「ウクレレ初心者が最初にするべきたった1つのこと」で、なかなか上達しないAさんの話をしましたが「なんで僕の独学はダメなんですかね?」と言う彼の真剣な問いかけに僕なりに頭を捻って出した答えが今日の記事タイトルです。Aさんは「独学」のつもりで「我流」になっていたんじゃないか?と思います。

この2つのワード、似ているようで実に違う本質だと私は思っています。独学を行うにあたっては教本やレッスンなど上達への「道」がすでにあります。対して我流は、目指すべき「道が無い」ので自己流で実力を培っていきます。

独学と我流の見分け方は簡単だと思います。

「来週、ウクレレで何が出来るようになっていますか?」と言う質問を投げかければ良いと思います。

この時、「教本の~ページまで弾けるようになる」とか「次の章でストロークを覚える」とか具体的にビジョンが出てくると、これは「上達の道筋」が見えています。これは、独学だと思います。これが我流になると「いまやっている楽曲を弾けるようになりたい」までは出て来るのですが「それを弾けると、弾けない時の自分と何が違うのか?」が出てこない。「弾けるようになる」事実の裏には、コードを覚えたり、運指がスムーズになっていたり様々な背景があるのですが「我流」はそこが「道」ではなくて「点」になっている事がポイントです。また、必ずしも上達に向かって進んでいるとも限りません(同じところをウロウロしている可能性もあるわけです)。

ですから、この「我流」の状態が続くと、本来「123456789」と歩むべき道を「17395????」みたいな感じで、順序立ててなく、ポイントで学ぶことになります。すると、ある時点で「これまで何を学んできたか?」が見えなくなってしまいます。この状態になると「最初から全部やり直す」か「???が何かを見つけてもらう」ほかありません(そして、それはモチベーション的には死ぬほどキツイでしょう)。

私は独学を「道」、我流を「点」と整理しましたが、やはりどんな物事であれ「道」である事が基本だと思います。柔道、剣道、華道、茶道、書道などの言葉に代表されるように日本語は上手くできていますが、習得・修練をする事は基本的はすべて「道」だと思います。

基礎トレーニングを含めて最初は遠回りに思えるかもしれませんが、ある水準を超えるためには、それらすべてが必要になるタイミングが必ずやってきます。ですから、あなたのウクレレの勉強も「道」になるように頑張ってみてください。

ウクレレ独学1年目にこんな記事も書いています。合わせて読んでみてもらえれば幸いです。

参考記事2
あなたのウクレレ練習が続かない理由と処方箋

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