ウクレレ日記 31〜40日目 世界が広がり始める

[2015-02-23] 31日目

初心者、楽器未経験からのウクレレも30日を経過し、今日から40日目に向けた練習がスタートした。教則本も第2章に移り、コードが増える模様。セーハなどもあるのでジックリ習得したい。

今日は体調を崩し早めに帰宅し寝ていたのだが22時過ぎに目が覚めて晩御飯などを食べた後、少し時間があったので練習した。
オーラリーと弾きたい曲、それと教則本を少し進めてジャカソロの入門と言われるクレイジーGも触ってみた。

ビックリしたのは練習中に妻からカイマナヒラをリクエストされたこと。もちろん快く演奏。30日も経つとこういう事が起こるんだなーとしみじみ。毎回何かの発見がある。

家族も容認から推奨になったということか。
こうなると怖いものはないかな?
40日目に向けてしっかり頑張りたい。
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[2015-02-24] 32日目

今日は昨日と同じメニュー。時間があまり無いので集中して取り組む。セーハをきちんと抑える際に基礎練習で培った左手の指の力をつけるトレーニングなどが役立っている気がする。クレイジーGが一つの難関なのかなーと思いながら、まずは目の前のオーラリーをきちんと弾けるようにしたい。
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[2015-02-26] 33日目

体調不良で1日休んでしまったので、2日ぶりの練習。とはいえ、進捗は変わらず、オーラ・リーとクレイジーG、弾きたい曲の3つをループで練習。たまにカイマナヒラを入れたりして、基本は演奏を続ける。

今日気がついた事が一点。いつの間にか左手の親指以外の指先が硬くなっていた。毎日練習していたらいつの間にかそうなっていたらしい。特に痛みを感じることもなく、こういう状態になってきたことは嬉しい。練習は嘘を付かないと思うので40日目のオーラー・リーをとりあえず目指す。
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[2015-02-27] 34日目

練習メニューは32日目以降まったくと言っていいほど変化がない。ただ、やってる内容でちょっと変化が見られるところがあって、左手の押さえる指を教則本に掲載されている「以外の方法」で試している。

セーハコードの抑えは、通常の押弦でも流用が効くことを実感。たぶん、この辺りの細かいコツの積み重ねがテクニックに繋がるんじゃないかと思う。教則本のP54にも「押弦する指は自分で工夫を」と書いてあるし、教則本の通りに引かないと減点されるテストをやっているわけでもなし。要するに本人が楽しんで弾けておかしくなければそれで合格なのだと思う。

オーラ・リーをまずはしっかり。クレイジーGも合わせて練習を続けたい。
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[2015-02-28] 35日目

実は先週の休みギターショップに行っていた。冷やかし半分でウクレレを見に行ったのだ。綺麗に並べられた何十本というウクレレを見ていると、前にWebでみたモデルがあったので勇気を出して試奏させて貰った。

こういう時少しでも弾けると店員と会話ができて安心。独学で楽器経験なしなんですと、苦笑いしながら弾いたら店員さんが「あれ、ギター弾いてたんですか?」とか結構驚いてたのがお世辞でも嬉しい。

で、そんな中。
あるモデル(Godin  Multiuke)を弾いて数秒後の感想

「やべえ、なんだこれ……」

もともと悪いウクレレを買ったわけではないが。

さすが10万円(というべきか?)

弾いた時の感覚が全然違う。どうしよう欲しい。やばし。困った(笑)

うあーっ 試奏しなきゃよかったーー!!(笑)

……というのが先週末のこと。

黙って買い物をするのは怖いので妻に決済申請を取る(と言っても自分のお金なのですが)。しかし、家計を考えるなら大事なプロセスだ。妻に冗談半分という調子で「カオウトオモウノデスガ」と1ヶ月前に買ったばかりなのに打診してみたら。

「別に良いんじゃない?」とか言われた。

マジか。何かの間違いじゃないのか。

どうも深く掘ってみると私がウクレレを始めてから約50日。このうちの30日以上ちゃんとほぼ毎日黙々と練習していて、しかも効果が目に見えてあることが「まあ良いんじゃないの」の根拠らしい。

すごい、もともと反対していたはずなのに。奇跡すぎる。

という事でチーン。 97,200円お買い上げです。
我が家にゴダン様到着。

しかし、今までのエレウクさんも現役。

なんと言ってもエレウクさんはサイレントですし。夜中のお供はエレウクさんです。休みの日に僕が弾いているときはエレウクを娘に渡します。すると娘は楽しそうにいじっている。良い傾向なり。今後の演奏会はGodinで参上予定です。

練習はいつも通り。新しいウクレレなので、感覚が今までと少し違う。
弾きこむことで慣れていきたい。
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[2015-03-01] 36日目

Godinのウクレレに持ち替えて大きく変わった事は、テナーサイズになったと言う事。これまでのエレウクさんはコンサートサイズだったので、もう一回り大きくなったことになる。「なぜベーシックとも言われるソプラノを選ばなかったのか」は、いろいろあるので別で今度語るとして、この事が演奏にどう影響したかというと「難しくなった」と思っている。

というのもソプラノを試奏してみて感じたことは「弦の柔らかさ」「サイズの小型さ」であり、イコールそれは「弾きやすさ」に直結していたからだ。
当然テナーサイズになれば、弦は硬くなり、弾くのにもパワーを必要とする。大きいし、godinの場合は重さも加わる。その点だけで見ればいい点は無い。

だけど、弾いた時のパワーや、アンプ直結の魅力はどうしても捨て難い。無論、ソプラノ型だって穴を開けて加工すればできないことはないらしいが、10万円もする木材に穴をあける勇気がそもそもないし。どんなにカッチリできたとしても、相当緩んだりもするそうで、だったら一番取り回しが難しいもので覚えておけば仮に他人に借りたりしたとしても基本は楽になるしかない。最後はそんな理由もあってテナーサイズを歓迎した。まさに逆転の発想だ。

36日目の練習はどうしてもGodinを試したくて、いきなり録音コーナーだった。しかもオーラ・リーのコードがうる覚えの状態だから相当しんどかったのだが、昨今の練習事情を鑑みるに4曲くらい先走って練習しているので、コツコツやっつけて行かないと「演奏待ち」みたいな状態になってしまい、それは「40日練習した成果です」というにはいささかズレが生じる。私はそれを嫌がったのでこうした。

中途ハンパな日程にはなったが得たものは多かった。
まず、このウクレレの中心点がどこにあるのかを何度も弾きながら探した。
もっとも良い音が出る右手のポイントを模索するのに動画は非常に参考になる。
また、コンサートサイズと違って1時間も弾きこむと腕がクタクタになることも分かった。とにかく抑えるのにも弾くのにも(余分な力も使っているとして)弦の硬さや重さも相まってパワーが必要なのだ。

最後に、カイマナヒラを弾き比べたが、その動画には自分でも本当に驚いた。
自分で延々と弾いていると「どんだけ良いんだっけ」というのが(耳がなれるからか)だんだん分からなくなる。とはいえ、練習に熱が入るから多分いいのは間違い無いのだが、ああやって改めて比べ直してみると「おおー、やっぱり最初に感じた通り全然違う」と感動する。

40日目にクレイジーGが間に合うかどうかは微妙なところだ。この辺りは曲をこなしながら少しずつ登っていければいいと思う。非常に楽しめているから、どんどん練習したい。
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[2015-03-02] 37日目

また忙しい平日に戻ってしまった。帰りが遅いので練習に使うのはサイレントウクレレ。今日から3日でクレイジーGを弾くべしというのはすでにお題がクレイジーな印象なので、土曜日までの5日をうまく使えたらいいなと思っている。そうすると42日目でクレイジーGになり、ちょうど6週間の練習になる事もあり。

クレイジーGはかなりジャカジャカ弾くので正直深夜にそこまで弾くことができない。そこで、今日からは新規に基礎の教則本「もっと上手くなりたい人のためのウクレレ・トレーニング」 を投入し、指のトレーニングに時間を使うことにする。弦を弾かなくても練習できるというのは非常に良い。以前、同様の基礎トレーニング本も持っていたが、こちらの本が初心者向きな気がする。今日はフィンガリングトレーニングを行った。

最後にキラキラ星を少し練習しておしまい。週末までにクレイジーGを弾くにはスムーズな指の動きが必須なので頑張っていきたい。
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[2015-03-03] 38日目

今日から第3章、アルペジオに進行し「きらきら星」に挑戦。弦を2つ以上の指で弾く事とそのメロディに癒されつつ練習した。クレイジーGもきらきら星も、やや手を広めに動かすコードが多く、左手の親指がつったような痛みを感じた。
少しネットで調べたところ、ギターではよくある話みたいだ。要するに余計な力が入ったり、コードに不慣れだとそうなるらしい。

ウクレレがテナーサイズになった事もあるのだろう。そういうこともあるのかと思いながら、痛みを感じない工夫をしてみたり、何が痛みの原因になる動きなのかを探りながら今日は終了。週末にクレイジーGをなんとか持ってきたいので、無理せず頑張っていくつもり。
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[2015-03-04] 39日目

左手の痛みはストレッチやマッサージを入念に行う事で軽減できることが分かったので、中指と薬指の間にグーを入れたり親指の付け根をストレッチで伸ばすことでスジのつっぱりみたいなものを解消する。

今日もクレイジーGとアルペジオできらきら星。今日は次のトラブル発生。右手が思うようにジャカジャカできない。腕が軽い筋肉痛のようになり動きが重い。
たぶんこれもテナーサイズになったことで発生。サイズが悪いのじゃなくて、きちんと右手の肘でウクレレをホールドしてない事によって起こっている模様。右手の肘でガッチリウクレレを抱え込むことで右手の負担も軽減。こういう「大きく、重くなったから無理しているのが分かりました」ということが増えてくると、テナーサイズも途中から取り入れるのは悪くないと思う。なまじソプラノを軽く取り回すと(無意識に力で解決してしまうため)気が付かないからだ。

土曜日にベストコンディションを持ってくるため練習も軽めで終了。
明日以降も頑張っていきたい。
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[2015-03-05] 40日目

昨日は腕と体の疲れが溜まっていたので練習はすごく軽めに。軽いタッチでウクレレを触る程度に弾きながら、コードの確認だけに時間を使った。ちょっと気合を入れれば弾けただろうが、別に私は誰とも競争をするでも無く、ましてや焦る理由がない。

あるのはたくさん弾きたいというモチベーションだけだが、これで怪我でもしたら結局、長い目で見て損なので我慢。きっと、もっと若い頃ならどんどん無理してたんだと思う。
上達の意識を忘れなければ、休息だって立派な練習。

 

▼40日目までの練習本

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