ウクレレの練習をする気力が起きる「思うだけ」思考論

私は、毎日の練習のうち、実際に身についている時間は半分以下だと思っています。
それでも、無理やりにでも「毎日触れること」は必要である。と、強く考えています。

なぜ、1日15分だけでもウクレレに触った方が良いのか?
クタクタになりながらも毎日コツコツ触れるとどうなるのか?

今日は、その事について述べてみます。

論拠はストレッチジムの先生との会話から生まれました。
僕は、もともと運動が大嫌いな出不精でした。そこで、ストレッジジムに行った時に運動をしたほうが良いと言う先生に、

「頭では走ったほうがいいとわかっていますが、走りたくありません」
と、素直に無茶振りをしてみると先生が言いました。

先生「では、朝起きて窓から外を見て天気が良かったらこう思ってください。こんな日に走ったら気持ち良いだろうな〜!!」

先生、ここからがすごい。

先生「でも、実際には走らなくて良いです」
僕「はい?」

先生続けます。

先生「そのまま、何週間かそういう日々を過ごしてください。もし走りたくなったら、靴でもはいて近所のコンビニまで散歩でもしましょう。でも、無理に走る必要はありません」

僕「……で、どうなるんですか?」
先生「そのうち分かります(ニヤリ)」

という事で、青い空を見ては「走ったら気持ち良いだろうな!」と思うところから開始し、朝のコンビニまでの散歩も「空気がおいしいな!」とか考えるようにしました。

すると、3ヶ月後、僕はある日急に「走ろう!」と行動に出ていました。
本当に自分でビックリしました。

いつの間にか「走ること」に対してポジティブに考えるようになっていたんです。「きっと楽しい」と。

ここに物事に共通する思考に関するヒントがあると思っています。つまり、自分の中の意識「走りたくない」を変えるのは、やっぱり自分の意識「走りたい」なんですね。完全に脳を騙しに行っていますが(笑)

さて、話を演奏に戻しましょう。

「なぜ、1日15分だけでもウクレレに触った方が良いのか?」

僕は、先生のこの話をウクレレの練習に応用しています。なるべく触る、真面目な練習じゃなくても良い、好きな楽曲を2〜3回演奏するだけでも良い、最悪、「練習したいなあ」と思うだけでも良い。

最初は「本当に意味があるのかなこれ」「明日はちゃんと弾こう」「もっと練習したいな」「今日は全然ダメだ」などなど、時間のない中では、いろいろな感想があると思うんですけど、とりあえず触っているだけでも「これで良いのだ」だと思ってみましょう。

そうすると、どこかで体調のバイオリズムと、やる気(心)のバイオリズムが一致する日って言うのが必ず来ます。

そんな時、ウクレレに毎日触れていると、本気の練習にサッと集中していけます。これは自分の経験談として述べています。

なぜか?

実は、その理由は「日頃練習を重ねていたから」ではありません。「日頃から心構え(準備)が出来ていたから」の側面の方が強いと、僕は思っています。

得てして、そういうタイミングから「弾ける喜び」みたいなものが生まれ、練習がうまく継続するようになります。実際問題、私も人間ですから、今でも「練習をやりたくない日」も当然あるのですが(笑)それでも「申し訳程度」だったとしても、触れることが次に繋がるのは分かっているので、続けています。

結果は当サイトに残っている通りですしね。

皆さんも、もし「練習する気力が起きない」と悩んでいたら、ぜひ「思うだけでも思考法」を実践してみてください。

 

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