ご存知? 「上手く聴かせるために」手を抜く裏技

タイトルだけ読んだ時は「はい? なんですかその自己矛盾」とか思われる可能性もあるかと思いますが、実は僕、結構コレやっています(笑)

みなさん、演奏に何を求めていますか?

「完璧に弾くこと」「美しく弾くこと」「格好良く弾けること」まあ、いろいろあると思うんですけど、僕はもっと純粋に「上手に聴こえるように弾くこと」を意識しています。前者と後者って何も変わらないように見えて、実は大きく違う点が1つ。それが、前者は「自己満足」で後者は「相手が思うこと」という点なんです。

決められた譜面通り(教科書通り)に弾けた時の達成感は素晴らしいものがありますよね。僕もできればそうしたい。でも、それを意識するあまりにどうしても抑え難いコードがあったりして、例えば、ある曲の中で「コレさえなければ、、」と言うポイントがあったとしましょう。

そんな時、僕がどうしているかというと、そのコードの部分を「手抜いてみる」と言う事をやっています。例えば、本来は4本の指を使って抑えるのだけど「4弦だけ抑えるのを諦める」とかしちゃうんです。しかも、ストロークもわざと1弦よりにして、4弦の音を消し込んだりしてしまう。そうすると、いつもそこで詰まっていた問題がスーッと解消されて「流れるように曲が繋がるようになる」って事が結構あるんです。あとは、曲として繋いでみて「メロディの中に違和感がないか」を確かめます。

聴き手が元の音と同じような印象を持ってくれるなら、曲自体はそれで十分に成立します。

正直、初心者の時はこの方法はあまりオススメしません。覚えるべき事をすっ飛ばしてしまうと上達しないからです。でも、ある程度弾けてきて「曲を綺麗に聴かせたい」と言う目的が優先される時はアリの方法だと思います。

で、そこから「とりあえず、軽く手抜いた状態」のその曲を一回「完成」させます。その後どうしても気がかりなら「後からその部分だけ覚え直せば良い」んです。

「とりあえず全部通して問題なく弾ける」というのは結構な安心感です。とくにジャカソロのように運指が高速になる時は、「弾けました〜!」になるのは凄くモチベーションが上がる。なので「仮組み」で一回曲を作っておいて、必要に応じて運指を「補修」するんですね。そういう楽曲の覚え方を最近はよくやっています。

これからイベントシーズンで締め切りに追われながら演奏をしている人もいると思うので、本日は小技の紹介でした。

 

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